681話 紅の修学旅行 ページ32
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「昨日亡くなった井隼さんの遺体から、新たな暗号が出たっちゅうことは、犯人はまだ、あんさんたちの誰かを殺害する気なんかもしれません」
服部から連絡を受けた俺と新一は15階の廊下で彼らと再び合流した。
「せやから、チェックアウトの時間まで自分の部屋で大人しゅうしといてくださいね。一応念のために、あんさんたちの部屋をそれぞれ警護させますから」
3人は綾小路警部の言葉に頷いた。
この場を去る綾小路警部の後ろに俺たちも続いて歩き出す。
「おい工藤…体、平気なんか?」
服部がこそっと尋ねると、新一は眉を下げて笑った。
「ああ、なんとか。今朝遅めに薬飲んだから」
「薬?」
その言葉に反応したのは世良だった。
「なんの薬だ?」
世良は新一に詰め寄る。
服部は逃げるように足を速めた。
「か、風邪薬だよ…」
「…へぇ…?」
世良はニヤニヤ笑って逃げる2人の後についていく。
今のできっと、薬の存在を知られてしまったな…。
とりあえず今は、犯人を炙り出すことが優先だ。
俺たちは、京都府警が用意した車に乗って、暗号が示していた場所――清水寺へと向かった。
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096 - ちぃさん» 読んでいただきありがとうございます!深く考えていただき、嬉しい限りです…!人の数だけいろんな行動の仕方があると思います。葛藤の中で得た黒瀬の決意を、これからも見守ってあげていてください! (2019年12月22日 21時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 別れたからってなにもしないのではなくて、世界を変えれないのなら影からサポートしたり守ったりするかも、、、。唯一の方法かなと思いました。 (2019年12月22日 1時) (レス) id: 13503def23 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - やっと読めました、自分ならどーするか考えました。大好きな世界の均衡を保つ為、大好きな人を守る為にも、零さんから恨まれるくらいに嫌われてから別れるかなーって。全てが終わった時にもう一度始めからやり直す選択をするかも知れないですね。 (2019年12月22日 1時) (レス) id: 13503def23 (このIDを非表示/違反報告)
096 - りんねむさん» コメントとお気遣い、ありがとうございます!一気読みお疲れさまでした!これからも頑張りますので、よろしくお願いします! (2019年12月17日 14時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - 初コメ失礼致します。ここ数日で最初から一気に読んじゃいました!とっても面白いです!無理なさらぬよう、更新頑張って下さい!陰ながら応援しております!(*^^*) (2019年12月16日 18時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2019年11月26日 23時