557話 ページ8
「Aさん！安室さん！大丈夫!?」
『コナン…くん…』
「まったく……、相変わらず、詮索好きだね…君は」
肩を抑えながらも、零さんは立ち上がった。
『れ…さ、…怪我…』
「掠っただけだ。このくらい問題ない」
短くそう告げて、零さんは大住の様子を確認しにいく。
大住はぴくりとも動かず床に伸びていた。
「…気を失ったか。…風見、そっちはどうだ？…ああ、わかった。こちらも終わった。身柄を回収しに来てくれ。僕たちは裏口から出る」
風見さんへの連絡を終えて、零さんはこちらに戻ってきた。
「コナンくん、君も来てくれ。送っていくよ」
「ううん、僕は大丈夫。近くで博士とご飯食べてたんだ。待たせてるから、もう行くよ。それより、Aさんを早く」
気を遣ったのか、コナンは申し出を断った。
「ああ、わかった。…また助けられたね、ありがとう」
「僕が勝手にしたことだから。それじゃあ、またね」
コナンはそれだけ言って去っていった。
「僕達も帰るぞ」
『んっ…』
肩に触れられただけで、体が震える。
「…だいぶ当てられているな。媚 薬も飲まされていたし」
『ごめ、なさ…』
「…少し我慢しろよ」
怪我をしているにも関わらず、零さんは俺を抱え上げた。
『だ、め…！怪我っ！』
「動くな、大丈夫だから」
そういわれると大人しく従うしかない。
俺は大人しく身を任せた。
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096 - さつまいもさん» ありがとうございます！頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年1月7日 11時) (
レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - そう言っていただけると有難いです…。最新話まで読ませていただいております。とても面白いです！寒い日が続いていますので、無理をしない程度で更新頑張ってください。 (2020年1月7日 2時) (レス) id: 13761fb567 (このIDを非表示/違反報告)
096 - さつまいもさん» いえいえ！とんでもないです！私もまだまだ勉強中なので、おかしな点がありましたらまたご指摘いただけると幸いです！ (2020年1月6日 15時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 返信遅れまして大変申し訳ございません(^_^;)そうでしたか…やはり口を挟むような結果になってしまい、申し訳ないです。コナンの作品中に東京駅が出ていることは初めて知りました。新しいコナンウンチクが増えました。ありがとうございます(笑) (2020年1月6日 2時) (レス) id: d0e080215b (このIDを非表示/違反報告)
096 - さつまいもさん» ご指摘ありがとうございます。架空都市として東都が使われているようですが、首都名は東京で正しいようです。実際コナンの作品中にも東京駅が出てきています。この辺ややこしくて、私も最初困惑しました（笑） (2019年12月30日 22時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2019年10月4日 13時
