55△ Shameful things are early and dusty�□�1.18更新 ページ6
Aさんは申し訳なさそうに言うと、立ち上がり、俺のベッドの横に座った。
A「理鶯さんから話は聞きました。私のせいで、色々悩んでいたとか…」
銃兎「そ、そんな…。でもっ、どうして助かったんですか…？私の時、神宮寺寂雷は、首を横に振って…」
A「確かに、あの時は生死の境目にいたみたいです…。でも、両親が出て来て…「まだ、その時じゃないよ」って言われたんです。そしたら、またこうして、入間さんに会えました」
「
看護師に呼ばれ、Aさんは俺から離れていく。
銃兎「ッ…」
どうも、まだ信じられずにいる。
このまま…彼女が、帰ってこないのではないか、と。
A「っ、入間さん？」
気がつくと、俺は彼女の裾を握っていた。
A「…どうかしました？」
Aさんは、心配そうに俺の顔を覗くが、俺は何も言わなかった。
結局、Aさんは診察へ向かってしまった。
独りになった病室、何も聞こえない、何の温もりもない。
銃兎「…俺……こんな、寂しがり屋、だっけ…」
俺は枕を抱きしめながら、Aさんの帰りを待った。
夢を見た。
ヨコハマの街を巡回している。
赤信号で止まると、横断歩道に誰がいる。
A〔ッ、入間さん！！〕
彼女は目から血を流して、俺を見つめていた。
銃兎「ッ！！！」
夢から覚めると、窓の外はもう暗かった。
銃兎「ッ、クソ…なんて、夢だ……」
身体中に嫌な汗をかいた気がする。
俺が上がって息を整えていると、病室の扉が開いた。
56▲ Amaenbo Rabbit�、�1.22更新→←54△ Shameful things are early and dusty�、�1.17更新
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真竜(プロフ) - 胡瓜しらすさん» コメントありがとうございます！イッキ見してもらえるなんて…！目、疲れませんでしたか（笑）見ていただきありがとうございます！ (2021年9月24日 18時) (
レス) id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - おたくちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、とっても嬉しいです！ (2021年9月24日 18時) (レス) @page15 id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - 最初からイッキ見しました！めっっっちゃ最高ですぅぅぅぅぅぅぅ！！！完結おめでとうございます！！ (2021年7月10日 21時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 完結おめでとうございます!!!!!この作品ほんっっっと大好きです！！ (2021年5月4日 11時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真竜 | 作成日時：2021年1月16日 0時
