61▲epilogue←4.13更新 ページ12
左馬刻は自由業だから、手伝いの私も、休みなんていくらでも取れると思うけど。
銃兎さんはパソコンを閉じる。
銃兎「ふぅ…いいから、休み貰え。いいよな、左馬刻」
左馬刻「……あー、そうゆうことか。いいぜ、せいぜい楽しんで来いよ」
左馬刻は何か心当たりがあるのか、心良く了承する。
銃兎「それじゃあ、私たちはこれで。行くぞ」
A「う、うん」
▲▲▲
車の助手席に座ると、ふと銃兎さんが口を開く。
銃兎「こうも毎日、左馬刻や理鶯といると二人きりになれる時なんて、家にいる数時間しかありませんからね」
銃兎さんはエンジンをかける。
そして、おもむろに胸ポケットから何か紙を取り出す。
銃兎「いきなり海外はアレですから…まずは、国内にしてみました」
銃兎さんの手には、二枚の国内クルージングのチケット。
私はそれをまじまじと見つめ、次に銃兎さんの顔を見た。
銃兎「…俺と一緒に、行ってくれるか？」
A「ッ〜、勿論ですっ！！」
私は目を輝かせながら言うと、銃兎さんは満足そうに笑い、私の頭を撫でる。
銃兎「それじゃあ旅行の為の服、買いに行かないといけませんね」
A「銃兎さん」
銃兎「はい？、っ」
私は彼の名前を呼び、頬にキスをする。
A「…私を誘ってくれてありがとう。悪徳警官さん？」
銃兎「ッ…お前も言うようになったな…！後、キスはここじゃなくて、ここだ」
銃兎さんは私の顎を優しく持つと、そっと唇にキスをした。
・
…end.
終わり
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真竜(プロフ) - 胡瓜しらすさん» コメントありがとうございます！イッキ見してもらえるなんて…！目、疲れませんでしたか（笑）見ていただきありがとうございます！ (2021年9月24日 18時) (
レス) id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - おたくちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、とっても嬉しいです！ (2021年9月24日 18時) (レス) @page15 id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - 最初からイッキ見しました！めっっっちゃ最高ですぅぅぅぅぅぅぅ！！！完結おめでとうございます！！ (2021年7月10日 21時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 完結おめでとうございます!!!!!この作品ほんっっっと大好きです！！ (2021年5月4日 11時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真竜 | 作成日時：2021年1月16日 0時
