ZSO-僕たちの戦い【SnowMan】 (ページ4)

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☆ ページ4

？「僕はオペレーターのラウールです｡ベネズエラと日本のハーフです」

？「俺は目黒蓮｡よろしく」

渡辺「目黒､短っ!!ふっかたちの自己紹介は聞いてる？」

向井「はい」

渡辺「ならいいね」

涼太は話を遮った翔太を睨み付けた。

宮舘「翔太…」

渡辺「舘様!!ごめんなさい!!」

宮舘「まったく…翔太は…向井､質問はあるか？答えられる範囲なら答えるが…」

向井「たくさんあるわ!!ここはどこやねん!!それでお前らは誰や!!何でゾンビがたくさんおるねん!!ゾンビは軍が倒してるんとちゃうの!?」

宮舘「いっぺんに質問してきたな…まぁ…全部答えられる質問だから答えるが…まず､ここは海上要塞都市Tokyo｡ゾンビから一般人を守るために建設された海上要塞都市だ」

向井「海上要塞都市!?えっ!?東京の人はここに住んでるわけなん？」

宮舘「そうだな｡東京の生活基盤をここに移したと考えてもらえればわかりやすいだろう｡次に私たちが誰なのかだが､私たちはSnowMan｡私が発案して作られたゾンビ討伐組織ZSOの一組織だ」

向井「一組織って事は他にもあるん？」

宮舘「今のところ千葉､神奈川､大阪､兵庫にあって同じような海上要塞都市を建設し一般人を保護してゾンビ討伐の活動をしている｡関西にいた時に軍服を着た人間に声をかけられなかったか？」

向井「ここに来る前に一回､なで肩の軍人に声かけられたけどムエタイの技かけて怯んでいる隙に逃げてきたわ」

阿部「ムエタイってタイの格闘技の？」

向井「そうやで｡俺､タイと日本のハーフで子どもの頃にムエタイを習っててん」

宮舘「向井に声をかけた軍人は西のZSOであるWESTの濱田だろう｡海上要塞都市Hyogoを拠点にしているZSOで康二に声をかけた時はエイトとの共同作戦中だったんだろうな」

向井「エイト？」

宮舘「海上要塞都市Osakaを拠点にしているZSOだ｡あとはゾンビについてだが､ここからは地図がいる｡ラウール､今の状況を示す地図を出せ」

ラウール「わかりました」

ラウールが機械を操作するとスクリーンに地図が表示される。

地図には緑や黄色､赤で示された場所が表示されていた。

宮舘「これが東京の現状だ｡緑はゾンビを討伐し終わった場所だ｡黄色と赤にはまだゾンビがいて､赤の所にいるゾンビは特に強い」

渡辺「特にバンカーには一人で近づかないでね｡地下の軍事施設だから中が複雑な造りになってて強いゾンビがいるから」

岩本「俺の担当だから警察署も行くな」