とある同級生の話8th

実際は ページ32

｢おはようございます〜｣

スタジオに行くとまだ誰も来てなかった。

自分の席のところに行って台本を開く。

なつみ｢おはよーございまーす｣

なつみが入ってきたから挨拶をした。

｢おはよう｣

なつみ｢なーんだ。まだあんたしかいないの｣

やっぱり本性はこっちなのね、と呆れる。

声優になった理由も、どうせ

｢声優になった本当の理由、｣

なつみ｢やっぱ気づいてたんだ。正解。あれは嘘。

本当は、チヤホヤされてるあんたを見て腹が立った。だから潰してやろうと思った。でもあんた大事にされすぎ。事務所のガードは強いし周りの先輩達もあんたのこと守ってるみたいだし、何より梅原先輩があんたみたいなやつと結婚するなんて、どんな手使ったの？金？それとも体？｣

｢変わってないね。なにも。｣

なつみ｢は？何余裕ぶってんの？ムカつくんだけど｣

悠｢おはようございます｣

｢おはようございます｣

なつみ｢おはようございます！｣

悠｢あー、飲み物買いに行くけど、Aも行く？｣

｢まじ？！行く！行きます！Georgia！｣

悠｢また？家に沢山あんじゃないの？｣

｢そー、沢山貰ってきてましたけど〜買って売上に貢献しなきゃ！｣

悠｢彼氏思いのいい彼女｣

｢梅のためじゃない！広瀬アリスちゃんのため！｣

悠｢はいはい、いくぞー、｣






なつみをスタジオにおいて悠一さんと飲み物を買いに来た。



悠｢大丈夫か？高木さん、お前にすごい敵対心向いてない？｣

｢あー、笑 昔からです｣

悠｢まじかよ、｣

｢あることないことクラスの女子に言って無視されて、ハブられて、もの壊されてって、｣

悠｢……Aが少しの時間でもスタジオを離れる時カバンを持ち歩くのって｣

｢完全な癖ですね。高校2年生の時も少しそういう時があったので、｣

悠｢……苦労してんだな、｣

｢してますね。｣

悠｢はい、広瀬アリスちゃんのためのGeorgia｣

｢ありがとうございます。広瀬アリスちゃんのためのGeorgia｣

梅｢なんだそりゃ｣

｢あ！梅！｣

悠｢あらら機嫌よくなっちゃって｣

｢さあ！戻りましょう！悠一さん！梅！｣

悠｢テンション高、｣

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