とある同級生の話 3rd

モニタリング (追加) ページ37

食器がなるまで 3.2.1


ｶﾞｼｬﾝ


貴方｢びっっくりした、｣

梅｢びびった、｣


驚いた衝動でお互いの手を握った2人。


いいぞ。もっとやれ。





ここで記者2人を部屋に戻す。



女記｢すみません、お待たせしたした｣

男記｢お待たせしました｣



取材を再開させ次の仕掛けへ……


『お母さん、助けて』

この声実は…2人にしか聞こえてない設定！
記者ふたりは聞こえてないふりをする。

果たして、2人にしか聞こえない子供の声が聞こえたら2人はどうする？！



『お母さん、助けて』





どちらも1度動きは止まるものの空耳だと思い気にしてない様子。

しかし心做しかテーブルの下で握られた手が動いた気がする。


『お母さん……助けて』

｢も、何、やだ、｣

男記｢どうかされました？｣

梅｢聞こえない、ですか？｣

男記｢私は特に……聞こえる？｣

女記｢私も全然、｣

『お母さん、お母さん、助けて』


｢助けてって言ってる｣

だんだん涙目になってくる日向。

そんな日向を落ち着かせようと背中をさする梅原。

梅｢俺と日向にしか聞こえてないの、｣

皆さん、お分かり頂けただろうか…

先程記者が部屋から出て2人きりになった時は日向のことを名前で呼んでた梅原。

このカップル尊すぎー！と編集スタッフは大盛り上がり…



さあ。気を取り直してどんどん仕掛けていく。



再び部屋に2人だけ残し記者が退室。

そして、



｢わ、なに｣

梅｢停電？｣

部屋を暗転。

｢うめ？｣

梅｢ん？｣

｢あ、良かった、居た｣

梅｢手繋いでるじゃん｣

｢あ。そっか。｣



部屋の電気が着いた時、目の前に声の正体である女の子が立っていたら二人はどうする？

｢あ、付いた。まぶし。｣

梅｢めが｣

｢うわああああああああ！いった。｣

梅｢え？だれ、｣

｢絶対お母さんの子だよ！ねえー、こっち来るよ！ねえ！梅、梅｣



梅｢え？人間？｣

｢足あるお化け！｣

梅｢待って待ってあ、ほんとだ足ある｣

｢足あってもなくてもいいよ。ねえ！｣

『お母さん』

｢ごめんなさい私お母さんじゃないです｣

『助けて』

｢助けたいけど！｣

梅｢俺を盾にしないでよ笑｣

梅原を盾にして子供と距離を取りながら移動する日向。

｢なんでそんな冷静なの！｣

『サイン、ください』

｢サイン？｣

実はこの子役の子、2人の大ファン。








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ここの話抜けてましたすみません、

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