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失恋 ページ37

貴方「……ありがとう。嬉しいよ。でもさ、私思ったんだけど」

Aは少し黙ったあと口を開いた。

貴方「梅が私を好きって言ってるのは、高校の時の罪悪感からなんじゃないかな。って」

そう言うAの目は真っ直ぐ俺を見ていた。
Aなりに考えてくれて、そこで出た答えなんだと思う。

「は、」

でもこれは罪悪感から来た感情ではない。

Aの言葉に少し動揺した。まさかそんなこと言われると思わなかったし、こんなこと言われるなら普通にフッてくれた方が良かったなと。

貴方「お互い30になるし焦るのもわかる、梅に比べたら恋愛経験が少ない私が言うのもなんだけど、1回、冷静になってみよう?」



そう言ったAはおやすみってマンションの中に入って行った。

「……」

なんだかAはとんでもない勘違いをしている。

好き好き言い過ぎただろうか。いや、同棲したいって言いすぎただろうか。

「……うわぁ、泣きたい気分」

どちらにせよ俺は今失恋したのだ。

キッツ。想像以上にキツいな。

胸がギュインギュインいってるし。

胸が苦しい。でもこれは恋してる時の苦しさじゃなくて、、。鼻の奥がツンとするのがわかった。

一人でいたいけど一人でいると泣きそう…

今周りに知り合いがいないことにものすごく感謝をして家に帰った。

虚しい時間→←可能性



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作者名:ふわり | 作成日時:2021年2月16日 22時

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