1ヶ月契約

始まり ページ1

中｢あっははw梅飲みすぎwww｣




｢ちょっ、寄りかかってこないでよ！｣

梅｢んー。｣

内｢あー俺ももう無理｣

中｢あ、お前ここで寝るなよ｣








見ての通り、現場は大変なことになっております。

ヨシキに誘われてご飯屋さんに来てみたら
雄馬くんと梅原くんがいた。

そのまま4人で飲んでたんだけど、珍しくベロベロになった梅原くん。

そんな沢山飲んでたかな。って思ったけど考えてみたら梅原くんめちゃくちゃお酒弱いんじゃん。

中｢じゃあ梅の事よろしく｣

｢えっ、なんでよ。どちらかと言うと真礼ちゃんの元に雄馬くんを届ける方が安全な気がするんだけど！｣

中｢えー、だって梅Aから離れないんだもん｣

｢無理やり剥がしてよ！それとも何？私が襲われてもいいって言いたいの？｣

中｢……まぁ、よろしく｣

｢なんて野郎だ…｣







ヨシキの言う通り、私に引っ付いて離れない梅原くん。

雄馬くんをヨシキが、梅原くんを私がおうちまで送ることになった。


タクシーに梅原くんを乗せる。

運｢お客さん、どこまで？｣

｢梅原くーん、おうちどこ？｣

梅｢ん〜。｣

｢いや、んーじゃなくて。｣

梅｢……｣

｢え、うそ、寝た？信じらんない……｣

運｢お客さん？｣

｢あ、えっと、とりあえず……｣

そう言って伝えた私のマンションの場所。


なんでこんなことになる……
私まだ1度も声優仲間を家に呼んだことないのに…
マンションについて梅原くんを何とか部屋に運んだ。


ソファーに放り投げ、水を渡す。

｢梅原くん、起きて、お水飲んで少しは酔い覚ましな｣

声をかけるとパチッと目を開ける梅原くん。

梅｢風呂、貸して｣

｢え、あ、うん。廊下出てすぐ右…｣

梅｢ん。さんきゅ。｣



ﾊﾞﾀﾝとリビングのドアが閉まる。


え？え？え？え？え？待って、なんであんな普通なの？




｢ちょーーーーっと待った。｣

梅原くんが上に来てた服を1枚脱いだところで脱衣所の扉を開けた。

梅｢…何。｣

｢え？酔ってないの？｣

梅｢俺べろんべろんになるまで外で飲まないから。｣

｢は？え？じゃあ何？さっきのは演技？なんのために？｣

梅｢……｣

｢いやいやいや、ちょっと待って、脱がないで｣

何故か私の質問を無視して脱ぎ始める梅原くん。





どういうこと？

フリ…→

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