梅の季節(終)

ドッキリ ページ40

｢やっほー、今日は梅ちゃんにドッキリしかけまーす
普段家でも基本梅ちゃん呼びで、名前で呼ぶのが、梅ちゃんのご実家に言った時とか、あと付き合ってる時に１回くらい呼んだかな？っていう感じなんですけどだから急に今日は名前を呼んでみます。裕一郎って
んふふ( *¯ ꒳¯*)♡｣

｢あと30分したら帰ってくるのでカメラを仕掛けて待ちまーす｣



梅ちゃんが帰ってくるまで次の日の台本を読んで待つ。

｢あ、もしもし？｣

梅[もしもし？もう少しで着く]

｢はーい。気をつけてね〜｣

わざわざ電話をかけてくるのが可愛いよね。


しばらくしたら玄関が開く音がした。

梅｢ただいま〜｣

｢おかえり〜｣

立ち上がっていつものようにおかえりのハグをしに行く

梅｢んーつかれたー｣

｢おつかれおつかれ｣

ギューーッてしてくるから背中に手を回してポンポンしてあげる。

手を洗って帰ってきたらスタート



｢明日裕一郎何時までだっけ？｣

梅｢ﾌﾌｯん？明日は18時まで。｣

｢おっけー。じゃあご飯はおうち？｣

梅｢うん。ねぇ、なんで急に名前で呼んだの？｣

｢んーーー、気分？｣

梅｢ふーん。｣

にやけてますよ。顔。

｢裕一郎、先お風呂入る？｣

梅｢ねぇー、裕一郎呼びなんかドキドキするからやだ｣

｢ドキドキしていいじゃん。｣

梅｢襲うよ？｣

｢意味がわからない｣

梅｢お風呂一緒に入ろAちゃん｣

仕返しでちゃん呼びしてきたのかな。可愛い

｢えー、裕一郎先入ってよ｣

梅｢名前呼びやだー｣

って言いながらお腹に手を回してくる。
ほんとにとんでもない甘えん坊









｢動画？｣

榎｢そうそう、この間Twitterで言ってたドッキリの｣

｢あー、いいよ。ほい｣









榎｢なになに、梅ちゃんって家でこんなんなの。ギャップやば、ガチ惚れされてるじゃん。｣

私がデレデレなのかと思ってたんだって。
残念逆です。

榎｢えー、可愛いな。｣

｢好きにならないでよ。私のなんだから。｣

榎｢うわ、そこでデレ出すなよ。結局今も名前呼びなの？｣

｢ううん。徐々に名前呼びにしてって言われた。急に名前呼びされると心臓もたないって｣

榎｢可愛い……｣






この後榎木くんは梅ちゃんをそういう目でしか見れなくなったんだって。
なんかごめんね。梅ちゃん。

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