31話 ページ31
「おい居たぞ!!!」
しまった。
「アイツだ!捕まえろ!」
「いや、もういい!ころせ!!」
アイツの手下か・・
「数が多すぎる、、」
咄嗟に透明のアリスを使ったものの、まだ自身のアリスを完璧に使いこなせない私には3分程度が限界だった。
棗にバレないためにも、余計な怪我をする訳にもいかない
「どうしたら...」
「おい居たぞ!」
「気をつけろ!」
銃声が響く中、私は必死に身を守るアリスを駆使した。
相手はただの人間。
数が多いから体に負担はかかるけど・・・
「仕方ない...!」
広範囲に幻覚のアリスを使った。
各々のトラウマが見えるように。
そのうちにっ...
「うわっ、!」
「う゛っ..」
「くそっ...!!」
浮遊や水、雷などのアリスで相手をどんどんと倒していく。
トドメは・・・
炎のアリスで燃やした。
「棗のアリス、便利だなぁ、」
なんとかその場を収め、朦朧とする意識を瞬間移動でペルソナの元へ戻った。
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作者名:ゆら | 作成日時:2023年9月20日 0時