凛月side ページ23
凛「A、こっち」
人気のない路地。
今頃皆家族やカップルでそれぞれの時間を過ごしているだろう。
「凛月、お待たせ」
凛「これ、捨てる訳にも行かないし、１回家に置いてから行こうか」
「そうだね。
少し持つよ」
凛「ありがとう。」
さっきからなんだか元気が無い。
目も合わせてくれないし...
合わせてくれないというか、ずっとこのマフラーを見てる気がする
凛「そんなに嫌？」
「へ？何が？？」
凛「このマフラー」
「ち、違うよ！！凄く似合ってるなぁって」
本当に分かりやすい。
Aに少し荷物を持ってもらったおかげで空いた片手でマフラーをとった。
「凛月！？寒からしてなよ！」
凛「寒いのはAもでしょぉ？
すっごく手、冷たい。」
いつもの白くて細い指は、少しだけ赤みを帯びていた。
指を絡ませぎゅっと握っても、なかなか力が帰ってこない。
凛「ねぇ、どうしたの？」
なんでもないよ、と足を動かすAの歩幅に合わせて、俺も歩き出した。
凛「あれっ、」
「ん？どうしたの？忘れ物？？」
凛「そうじゃなくて、そんな紙袋持ってたっけ？」
隠すように俺から見えない方の手で持っていた紙袋が目に入った。
口もテープで塞がれて見えない。
「こ、これはっ...その...ほら、ただの荷物だよ！荷物！」
凛「ただの荷物にしては大事そうに持ってない？」
「だ、大事な荷物だよっ、、！」
凛「なに大事な荷物って」
「なんでもない！！ほら行くよ！！」
俺に隠し事なんて...
そう思いながら家に着いた。
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ゆら(プロフ) - 光さん» ありがとうございます〜！笑 なんか最後かっつまりすぎた感じになっちゃって申し訳ないですが、喜んでいただけて良かったです！ (2020年12月5日 0時) (
レス) id: e539970858 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月3日 12時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
光 - 凛月くんプロポーズの仕方イケメンすぎだよぉぉ！ (2020年12月1日 13時) (レス) id: 0fe359218d (このIDを非表示/違反報告)
光 - 凛月くんプロポーズの仕イケメンすぎだよぉぉ！ (2020年12月1日 13時) (レス) id: 0fe359218d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆら | 作成日時：2020年9月24日 0時
