私は信じてる

第26話 ページ34

はぁ…あの天堂…ってやつ…怖い！敵に回したら…ヤバいやつ…

貴方「ん？鞄の中になにか…っ？！また…黒い封筒…まさか…お兄ちゃんから？」

ビリビリっと破き中を確認した

[ 今日中には着くはずだ迎えをよろしく頼む…それだけだ ]

…今日？！…随分と早い到着なんだな…

まぁ、いっか…よし、お迎えに行こう！

？「ちょっと、待って…どこ行くの？A先輩…」

貴方「ぎゃぁぁぁ？！！」

月島「ちょっと、叫びすぎ…僕だよ僕…」

貴方「あ、なんだ…月島くんか…びっくりしたぁ…急にのっぽが現れたから…殺させるのかと…」

月島「なんで僕が、あなたを殺さなきゃならないんですか…全く…」

貴方「私、そろそろ校門に行かないといけないんだけど…」

月島「どうしてですか？」

貴方「サッカー部の方が増えることになったの…私が迎えるようにと…頼まれて」

月島「そうなんですね、頑張ってください」

貴方「うん！ありがとう〜」

さて…気を引き締め直さなきゃ…

ブロロロロロ…と…バイクの音が聞こえた

貴方「え？なんでバイク？」

と思ったが

バスのエンジン音を変えているだけだった

貴方「ズコーっ…いやいや、なんで、？！」

？「よっ！…A」

貴方「っ？！！お、…おにぃ…おにぃ…っ…」

陽平「どうしたどうした？ 泣くなよ？ここで…俺が泣かしたようになるからな」

貴方「ぅぁぁぁぁっ！！」

陽平「いやいや、だから泣くなって!？」

？「どうしたどうした〜？って…久しぶりやな！」

貴方「ん？誰だっけ？」

？「え？！…ほら、稲荷崎の！昔の、幼馴染やないかい！」

貴方「あ、あ！龍玖？」

龍玖「せーかいや！ところで…侑と治は…どこかいな…」

陽平「うしろうしろ」

龍玖「は？」

ドスッ

龍玖「ぐぇっ？！」

侑「おうおう、龍玖やないかい！」

治「犯罪者ー」

龍玖「おいおい、なんか1人おかしい奴おるぞ…俺は…犯罪者やないわ！」

治「ぎゃーーー(棒)」

龍玖「…」

治「……(( A後で話がある…ちょっと来て…」

貴方「え？あ、うん…」

侑「……あんな、お二人さん…ちょいちょい、ええかな？…大事な話…あんねんけど…」

龍玖「あー、了解…あれね？」

陽平「Aの事…でしょ？大丈夫…把握済みだよ…」

侑「それなら…話が早いな…ちょっと来てくれへん？」

2人「りょーかい/了解したで」

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