可愛い僕【黒子のバスケ】【悪男主】

可愛いが28つ ページ29

しゃがんでいる海崎くんと目を合わせる



黙ってればかっこいいのに



白い髪と黒い瞳
綺麗なコントラスト


そんな彼にこう一言



『僕を好きなればいいんじゃない？』



は？何いってんのお前
視線で僕にそう訴えてきた



『僕なら海崎くんを見放したりしないよ』



君が裏切らない限り
(裏切るなんて出来ないけど)



『君に愛をあげる』



君が僕のことを好きになるなら



『僕が君の生き甲斐になってあげるよ』



君一人は愛せないけど



そっと彼を包み込む
その手を振り払おうとする様子がないのを確認して



『どうかな...隼人』



静かに頷いたことを確認



良かった、堕ちた



征十郎たちから何か言われそうだけど
まぁ、いいか
きっといつかは受け入れてくれるだろうし



筆箱から、メモを取り出し
僕の携帯番号を書いてそれを渡した



『落ち着いたら連絡して、それじゃあまたね』



振り向くことなく
その場から遠く離れていく



あぁ、まさかこんな展開になるとは思ってなかったな



僕に堕ちた時の隼人の表情を思い出しながら
鼻歌を歌っている自分に気付き



僕もけっこうやばいのかなと、心のなかで一言



まぁ、結果オーライってことで




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更新遅くなって申し訳ないです！！！
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