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和「なあ、最近謙杜と大丈夫なん･･･？」
「･･･どうして？」
和「なんかー様子変やなぁ･･･って」
全然大丈夫！って言えないのは、きっと周りにも感じ取られてしまう程に最近空気が悪くなってしまっているから――
私達も大人で、仕事は仕事だと割り切ることは出来る。
でも、やっぱり謙杜くんにとってはあの２年間は大きいようで、私と駿佑が隣に並んでいるのを見ると無理矢理笑うことが増えてしまったことが私はつらかった。
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「謙杜くん、ドラマの撮影どう？」
謙「順調やで！この前、サッカーの試合のシーンあったんやけど、めっちゃ楽しかった！！」
「わぁ〜謙杜くんサッカーしてるとこ見たかったなぁ」
謙「･･･Aちゃんも今映画の撮影大変やろー」
ほら、また。
声のトーンが下がってしまう。今また謙杜くんの頭の中にはきっと･･･
「ねえ、謙杜くん。」
謙「んー･･･？」
「私ってさ、あんまり信頼ないかな？」
謙「え？どういうこと？」
「いや･･･私と駿佑のこと心配してる、よね？」
謙「･･･信頼してるに決まってるやん！でも、逆に心配せん理由ってなんなん？無理やろ。見てたら分かるやん、みっちーは今でもAちゃんのこと好きなんやで？！」
ちょっと声を荒げた謙杜くんに思わず身体がびくっとしてしまう
謙「ごめ･･･子どもっぽいな･･･でも、やっぱり色々考えてしまうんよ。俺、Aちゃんがみっちーと居った２年間、知らんねんもん。」
「それは、知らなくていいし、知らなくて当たり前だよ･･･。でもさ、これから沢山私と謙杜くんしか知らない思い出作っていけるよ･･･？」
謙「･･･Aちゃんは俺から離れていかん･･･？」
「むしろ、謙杜くんが離れていっちゃいそうだよ･･･」
謙「･･･一緒に居るのに、何でこんな不安なんねやろ･･･」
謙杜くんの切ない表情が忘れられない――
気持ちを素直に聞けたのは嬉しかったけど、だから何かが解決したようには思えなかった。
どうしたら謙杜くんの不安を取り除けるのか･･･
そんなことばっかり考える毎日、
でも自分の気持ちとは裏腹に、
物事は思わぬ方向に進んでいってしまう
神様は意地悪だ。
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m725(プロフ) - メグミさん» 初めまして！コメントありがとうございます＾＾嬉しいです…！マイペース更新ですが今後とも宜しくお願いします…！ (2022年8月21日 21時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ(プロフ) - はじめまして!突然のメッセージすみません。楽しく拝見させて頂いてます。お忙しいかとは思いますが、更新がんばってください！続き楽しみにしています。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: 8616d8b72c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年6月6日 13時
