ユンギさんが変。 ページ4
YG『いてーな。』
ユンギさんは不機嫌な様子で、おでこを押さえながら私の隣に座る。
「すみません、つい。」
だって脈絡無さすぎて。
いきなり現れて簡潔に用件だけを言う。
ユンギさんらしいけど内容がいただけない。
YG「しろよ。」
無視してテレビを付ける。
YG「ん。」
…しつこいな。
ジロリとユンギさんを睨む。
何故か嬉しそうに笑っている。
ゆっくりと近付いてくるユンギさんの顔。
私は避けようとしたけれど、顔を両手で挟まれて逃げられない。
YG「ぶさいく。」
…なんだと!?
YG「うそ。かわいー。」
ククッと笑うユンギさん。
私は顔から火が出そうなくらい熱くなって、恥ずかしくてユンギさんから目線を外した。
YG「こっち、みて。」
や、やめてよ!ユンギさんが何か変だ!
私はソファーから離れようとするけど腕を引っ張られてユンギさんから逃げられない。
YG「してよ。」
" しないと離さない。"
ユンギさんの目が訴えかける。
「あー、うぅ…。」
私は少し迷って、ユンギさんのほっぺに軽く自分の唇を当てた。
YG「ちがう。」
「無理だよ、これがヌナの精一杯。」
言い終わるや否や、ぐいっと引っ張られて唇を強く押し付けられる。
後頭部を押さえられてどうにもできないでいると少しずつ口の中に舌が入ってきて苦しくなる。
こう言う場合はどうするべきなのだろう。
経験がないからわからない。
ユンギさんがゆっくりと離れるとお互いの荒い呼吸が重なった。
そのまま何故かユンギさんは私の首を軽く吸いながら段々と下に下に移動していく。
「あの、もしもし?」
やがてスウェットの中に手が入りこんできてお腹を撫でる。
「!」
これ以上はヤバいやつでは…?
YG『1ヶ月も我慢出来ない。』
だんだんといやらしい手つきに。
「だ、駄目だよ駄目!」
ユンギさんは止まらない。
誰か!助けてー!
JM『ヒョン。』
ジミンさんがソファーの側に立っていた。
いつのまに!?
そんな事はどうでもいい、助けて下さい!
それでもユンギさんは止まらない。
スウェットをめくられて露わになる情けない私のお腹。
そこにユンギさんが強く吸い付く。
「あっ」
変な声が出てしまった。
JM『ヒョン!』
ようやく止まるユンギさん。
YG『チッ』
その時、丁度インターホンが鳴ったので私は慌ててお腹を隠し、ユンギさんから逃げるように玄関に向かった。
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たるぎうゆ(プロフ) - やみいさん» こんにちは!物凄い褒めてもらえてこちらこそありがとうございます!嬉しい〜(o^^o)ささやかながら、お力になれたようで幸せでござります。 (2022年3月13日 16時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
やみい(プロフ) - 控えめに言っても最&高です!はぁー面白たまらん。日常の疲れやイライラが解けていきまする。出会えてよかった。素敵な作品をありか待とうございます。 (2022年3月2日 12時) (レス) @page17 id: 10e6baffc5 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - あっとゆんぎゃさん» こんにちは、いつもコメントありがとうございます!こっそり戻ってまいりました笑。相変わらず不定期過ぎな更新なのですがのんびりとお付き合いいただけたらなあと思います(^.^)本当にいつもありがとうございます! (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - JMさん» こんにちは、コメントありがとうございます!亀更新が過ぎる感じですが、待っていただけてたなんて感謝です!またこっそり更新していくと思いますのでお暇な時にでも覗いてもらえればなあと思います(^^) (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
あっとゆんぎゃ(プロフ) - 待ってました😆❤️ムフフ← 笑 はぁ、やはりたるぎうゆ様の作品大好物です🥰🤣👍 (2022年1月31日 19時) (レス) @page49 id: 2d773c2bd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たるぎうゆ | 作成日時:2021年8月30日 18時