グッド、グッドモーニング！ ページ10
あれから、気付けば２人して寝てしまっていたようだ。
ドンドドドン！
毎度お馴染みのリズミカルなドアの叩く音に目が覚める。
ヤバイ、ジンさんじゃん！
私の横ですやすや寝ているジミンさんに、バサッと布団をかけて隠してからドアの方に向かった。
JN『おっはよーん……あっひゃっひゃ！』
ジンさんが私を見るなり指差して笑い出した。
JN『髪の毛乾かさないまま寝たの〜？すんごいよ、ライオンみたい！』
そうだった。
昨日髪の毛乾かしてないや。
『整えてから向かいます。』
JN『手伝おうか？そうだ、このまま僕と朝風呂…』
寝起きの一発目にジンさんの冗談に付き合うのはつらいので、そのままドアを閉めた。
ドアの向こうから『早く来なよ〜』と言う声と甲高い笑い声が聞こえる。
私はベッドの方に戻って布団をめくった。
『ジミンさん起きて。やばいよ、朝だよ！』
うーん…と身をよじる彼は、泣き腫らしたまぶたが目立っている。
ジミンさんは宿舎でも私の部屋に泊まったことが何度かあって、泣いて目を腫らした事がある。
『何か冷やすもの…』
私は冷蔵庫から出した冷たい水を、慣れた手つきでタオルに含ませてジミンさんの目にかける。
その後、自分の身支度＆逆立つ髪の毛を濡らしに行った。
バスルームのドライヤーで髪を乾かしていると、ジミンさんが目をこすりながらやってきた。
JM『俺、一旦部屋帰ってから行くね。』
『ややこしくなるから誰にも見られないようにしてくださいよ。』
JM『わかってるよ〜。』
いつものふにゃりとした笑顔でジミンさんが私の頭を撫でる。
JM『…ヌナ、昨日はごめんね。』
『もういいから早く支度しないと。』
JM『後ろ乾いてないよ。』
『今から乾かすよ。』
昨日、何も無かったかのような私達。
JM『じゃあね。』
『うん。』
私の頭にキスを落としてジミンさんは部屋を出て行った。
『カトク、言わない方がいいよね…』
乾かし終えた髪を１つに束ねる。
スンヒョンさんとカトクのやりとりをしてると誰にも知られない方がいい気がする。
正直、友人関係にまで口を出されたくない。
でも何故か罪悪感を感じる。
『はあ…。』
私はため息を吐いてから、朝食を食べに行くために部屋を出た。
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ビーグル犬(プロフ) - 実はcaratなのですが、、お話に引き込まれて最初から5シーズン分全部読みました！ほんと最高です(｡ >艸<)ぜひ更新お願いします！ (2023年1月20日 14時) (
レス) @page17 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たるぎうゆさぁぁぁん！！！なんと！今日もホクホクの朝を過ごせてしまいました☆本当に嬉しくて飛び跳ねる勢いで喜んでおります^_^が、ご無理されてませんか？たるぎうゆさんの私生活を第一に考えつつ更新してくださいね？朝から続きが読めて今日も一日頑張れそうです (2022年8月18日 6時) (レス) @page17 id: 121d7c8000 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - なおさん» こんな時間に、こっそり更新…笑。いつも読んでくださってありがとうございます！こんな拙いお話ですが、誰かを少しでも楽しませることができたのなら私も幸せです！ (2022年8月18日 3時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たるぎうゆさん。更新ありがとうございます☆早速、読ませて頂きホクホクとした気持ちで今日一日を過ごせそうです♪不定期ですが、短期間で更新があれば喜び、しばらくないと読み返しの時間に充てて過ごせ、どちらも幸せです♡また、更新楽しみにしています^_^ (2022年8月17日 7時) (レス) @page15 id: 121d7c8000 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - なおさん» こんばんは！コメントありがとうございます♪不定期すぎる更新ですが、そのように言っていただけて嬉しいです^ ^感謝！ (2022年8月17日 1時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2022年2月1日 21時
