崖っぷち家政婦です。5

プレゼントだ！1 ページ6

JN『おかえり〜！』


NJ『おかえりなさい。』


JH『うっわ、すごい量の荷物！』


TH『ん？なんかいい匂いがする〜！』


ホテルに帰ると皆が集合してジョングクさんがたこ焼きを配る。


YG『このヌナ２皿目だからな。』


ユンギさんが意地悪そうな顔でニッと笑う。



TH『ジミナ、どうしたの？』


JM『…ん？いや、お腹がまだ空いてなくて。』


JK『さっきラーメン食べましたもんね。』


JH『それなのにたこ焼き！？ヤー、若いね！』


JN『若くないヌナもムシャムシャ食べてるけどね！』


NJ『ユンギヒョンも日本に来てからよく食べてますね。』


MG『俺の分までありがとう！』



9人集まれば会話が途切れる事はない。

さっきまでの気まずさを忘れて賑やかに皆でたこ焼きを食べる。

………
……
…


MG『ちょっと打ち合わせに行ってくる。』


セジンさんがホテルを出て行くと、ユンギさんが袋を持って来た。


YG『ヌナ、俺があげた袋開けてみな。』



そうだ、プレゼント！

ガサガサと包みを開けて広げる。


中にはモコモコした何かが入っている。



YG『それ部屋着。ちょっと着てみてよ。』



部屋着！？ありがたい！


私はルンルンとバスルームに入り着替える。



『……。』



JM『あははは！』


JH『やだぁ〜ヌナめっちゃ似合ってるよ！』


NJ『可愛い！』


TH『きゅーん！』


JN『あっひゃっひゃっひゃっ！』


JK『プッ笑』


YG『うん。良いな！』



3着ほど入っていたソレは、部屋着というか着ぐるみだった。

うさぎ、にわとり、くまもん…。



YG『次、くまもん着てくれよ。』


『…。』



くまもんの着ぐるみを着ると、ユンギさんがこれまでにない笑顔で私をぎゅうぎゅう抱きしめた。



YG『宿舎では着ぐるみ着ろよ。で、俺の抱き枕になってくれ。』



嫌に決まってるだろ！

さらっと何言ってんだ！



JK『じゃあ次はジミニヒョンと俺のプレゼント開けてください！』


JM『あ、バスルームで開けて着替えて来て。』


ジミンさんとジョングクさんにバスルームへ放り込まれたので仕方なく中で包みを開く。



……うわぁ。これ着るの！？



『…似合わないと思うんだけど。』


一式身に纏って出る。



最初の包みの中には、ふわふわガーリーなワンピースとパンプスが入っていた。

というかなんでサイズわかるんだろう。

ピッタリなんだけど。

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