崖っぷち家政婦です。5

NJ & JH 1 ページ11

JN『遅いよっ！ご飯冷めちゃうでしょ！』



ジンさんがプリプリしながら扉を開ける。


中を覗くとジミンさん以外のメンバーは集合していた。



JN『あとはジミニだけだね！』


YG『あいつが最後なんて珍しいな。』


NJ『起こして来ましょうか？』


JM『おはようございます〜』


JH『ヤー、お前遅いよ。ヌナも遅かったし！』


TH『お腹減った！』


JK『ヌナ、ぼーっとしてないで早く座りなよ。』


何処に座ろうかウロウロしてると、ジミンさんが隣の椅子を引いた。


JM『ヌナ座りなよ〜食べよ！』


『うん。』


JM『ちょっと！まだ後ろの方乾いてないじゃん。』


『もういいよ、髪の毛くくったし。』




JN『何でジミニがヌナの髪の毛乾いてないとか知ってるの？』


隣で聞いていたのかジンさんが首を傾げながら呟く。



ピタリと動きを止めるジミンさんと私。


JN『え？』


JM『んふふ。何となくです。』


『…。』


JN『んん？ま、いいけど。』




NJ.JH『さて。』


クサズが示し合わせたように動く。



NJ『今日は俺達の日でしたよね。』


JH『行こうかヌナ。』


ニコニコ、ニコニコ…

今日ばかりは2人の満面の笑みが怖く見えるよ…


NJ『今から行く所の為に着替えてくれますか。はい。』


JH『俺達の服でヌナでも着れそうなやつ用意したから。』


JH『時間もったいないからマッハでね！』


紙袋を渡されて追い出される。

逆らっても無意味なので、私はトボトボと部屋に帰って着替えた。




『…。』


言われた通りマッハで着替えて戻る。

これは何というか…ラフ！


黒のキャップにダボっとした大きいトップス、紐でウエストを絞れるハーフパンツ。


NJ『ヌナ、良いです。めっちゃ良いです！』

JH『や〜可愛いんですけど〜！』


2人はグッドポーズを作りながらチョアチョアうるさい。


『こんな格好って事は…』


JH『公園に行くよ〜ん。』


NJ『大きな自然公園です。自転車に乗ったり軽くウォーキングしたりしましょう。』


『…。』


がーん。

運動嫌いなのに…。


NJ『沢山サンドイッチ買っていきましょうね。美味しい所調べました。フルーツサンドも有名みたいですよ。』


JH『カフェでコーヒーとケーキもテイクアウトしようね。綺麗な緑に囲まれながら食べるご飯はきっと美味しいよ！』


『なるほど、行きましょうか。』



JN『ヌナってアホの子だよね。』


JM『乗せられやすい。』


YG『不憫だな。』


TH.JK『いいなー…』

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