3年A組---人質って...先生どうして---10

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柊side〜回想〜





そしてその日の放課後俺は病院に行き検査の結果を聞きに行った






医師「恐らく後1年の命かと...


今後は薬で痛みを緩和させていく治療に切り替えます」







余命1年...






この日俺は絶望した






まだやる事があるのに1年しか俺には時間がっ






その時携帯に電話が入った







柊「ごめんなさい」







魁皇高校からの連絡






そしてその内容は耳を疑った







柊「すいません、すいませんすいませんごめんなさい」






野次馬の間を通って見えたのは







柊「景山！

っ景山！！！」




担架に乗せられグレーのシートをかけられた景山






警察「下がって！」

柊「っ教え子なんです！！

教え子なんですよ！」





景山の遺体が安置されてる警察署に向かい





白い布を被せられてる景山をただ呆然と俺は見つめた








柊「何で...



先に死ぬのは俺だろ



っ何でお前が...」








この日俺は2度目の絶望に落ちた








柊「俺は...犯人が武智だって分かって居たのに...っ景山を救えなかった」

相良【負の感情に流されちゃいけない

これを明日の活力に変えるんだ】

柊「明日の...っ活力？」







その言葉に俺は自分のやるべき事に気が付かされた






相良さんにあるお店の個室に呼び出されそこで俺が決意した事を話した









相良「本当にやるのか？」

柊「俺はもう長くありません


最期に...教師としての本懐を遂げたいんです」






俺の決意を聞いた相良さんはある人物を部屋に招き入れた








相良「どうぞ



彼は警視庁の五十嵐理事官、文香の実の父親だ」





これが五十嵐さんとの出会いだ





相良「今回の計画を成功させるために協力を仰いだ


どうぞ」

五十嵐「腰を下ろす前に1つ聞きたい事がある

これからやろうとしている事は復讐なのか？」

柊「いえ...これは文香や景山澪奈のような犠牲者を出さないようにするための救済だと思ってます」

五十嵐「...いいだろう、話を聞こう」






そして計画を全て話場所を学校に移動した俺達は学校の図面を見ながらよりもっと具体的に進めていった







柊「爆弾の数はできるだけ多くお願いします」

相良「うちのスタッフに設置場所を考えてもらおう」

五十嵐「窓は強化ガラスに変えた方がいいな」






それから逢沢にも協力を仰いだ

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