3年A組---人質って...先生どうして---4

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先生は電話を切って隼人に向かってこう伝えた






柊「甲斐



・




・




・




警察が喜志を拘束した」

唯月「！？」

柊「お前も、お前の家族もAの動画をばら撒かれる事もなくなったから心配ない

それとお前のお母さんの事だが...

佐久間先生のご実家が介護施設を経営されているらしくお母さんの面倒を見てくれるそうだ


変わるなら今だ、お前のその手で道を切り拓け


俺が好きなヒーローのセリフだ」



先生は胸の前で拳を作って隼人にそう言った



隼人「なんだよそれ...ふっ」

『...何か先生...特撮ヒーローみたい』

柊「えっ？」

『えっ？




あっ...いや、なんでもないです




......凪人と舞花の面倒は...私も...私の両親も見るから』

石倉「甲斐」




隼人は石倉と賢の手を借りて立ち上がった





隼人「情けねえな...



サンキュ」




隼人は照れながら石倉と賢にそう伝えた




この3人の絆や友情は切れる事も...




壊れる事も




これからも絶対にない




隼人「A...」

『なに？』

隼人「...すまなかった」

『えっ』

隼人「盗撮の事...それと景山の事」

『......許さないよ』

A組「！？」

香帆「いや、A？」

隼人「っ...」

賢「お、おいA」

『隼人がやった事は、確実に澪奈を傷つけた


でも......隼人は...家族を守る為に仕方なく喜志の言う通りに、喜志が出した条件をのんだ


守りたい...そう思ったから隼人は仕方なくやった


私は...隼人が、隼人の家族を愛してるのを知ってる


...そんな隼人が



優しい隼人の事が大好きだから』


隼人「っ！？」



『隼人...あの日...澪奈を、私を




助けてくれて、守ってくれて



ありがとう(微笑』

隼人「A...」

石倉「今のは...告ったのか？」

『告るって誰に？』

賢「気にするな...うん


甲斐...頑張れ」

隼人「おう」



変なの

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