3年A組---人質って...先生どうして---4

〇隼人side ページ18

隼人side


〜回想〜


二科「お前の高校に景山澪奈って居んだろ
水泳選手の
俺が世話になってる先輩があの子のファンでさ何か1度会いたいって言うんだよ

それにAの写真も見せたら会いたいって

だから会わせてくれないかな？」

隼人「無理だよ

Aは別として景山とは俺全然喋った事ねえし」

二科「頼むよ、先輩が20万くれるって言ってんのよ」

隼人「20万？」

二科「お前だって金がありゃまたダンスができんだろ？」



俺はその頼みをのんでしまった



そして景山とAを言われた場所に連れて行ってしまった




隼人「会って握手するだけでいいから」

澪奈「これでさくらの事奴 隷呼ばわりしないでくれるんだよね？」

隼人「ああ、約束するよ」

『ねえ隼人...握手するだけなら他の場所でもいいんじゃ...？』



でもその時車のスキール音が聞こえてきて車が凄い勢いで中に入って来た



『えっ...』

澪奈「何...？」

男「来いって」

澪奈「やめて！離して！」

『やだ！！』

隼人「おい、何すんだよ！」



握手するだけじゃねえのかよ！？



二科「ちょいちょいちょい...」

『二科...？


澪奈っ！』

二科「ベルムズって知ってんだろ？
俺そこのメンバーなんだよ」

隼人「じゃあ世話になってる先輩って...」

二科「ベルムズの"K"知ってんだろ？」



マジかよ...



二科「行くぞ！」

男達「はい」

『嫌だっ！離して！』

澪奈「やめて！！」

『隼人っ...助けて！』

澪奈「離して！やめて！」

『離して！澪奈に触らないでっ！


やめて！ぃやっ！』




A...景山




隼人「おら！」

二科「甲斐！おい、待てや！」

隼人「逃げろ！」

『えっ』

隼人「早くしろ！」

『っ！

澪奈...逃げよ』

澪奈「でもっ」

『今は逃げた方がいい』

澪奈「うん...」

『...隼人っ』

二科「甲斐！」




隼人「っ...」

柊「何たそがれてんだよ」

隼人「うるせぇ」

『...隼人』



なんで来んだよ



柊「早く帰りたいよな
幼い弟と妹が待ってるんだろ」

『先生...凪人と舞花の事なんで』

柊「一応担任だからな
家族の事情ぐらい把握してるよ」

隼人「てめぇ...」

柊「あ"...あっ...あぁ...」



ぶっきーのやつなんで急に苦しみだしたんだよ



『先生...？』

柊「あっ...はぁ、はぁ、はぁ...

お互い背負ってるものは軽くないみたいだな」



こいつ...

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