コードブルー 3rdseason☆5☆

☆36☆ ページ37

白石家 白石side


まただ...部屋の汚いのが酷くなってる...



リビングの床には服にカバンにタオル



机の上はノートや本でいっぱい...



緋山「はぁ...」

白石「どうしたの？」

緋山「別に...」

白石「あのさ、これ...」



言いかけたけど、緋山先生の落ち込みぶりが酷いから言うのをやめるしかなかった



白石「恋愛相談だったら乗るけど？」



足の踏み場がない...



緋山「あんたにはもう、聞かない」

白石「あっ、そう」

緋山「あんた結婚したいって思ってる？」

白石「思ってるよ？」

緋山「みんな、あんな大変そうなのに？」

白石「そうだね」

緋山「1人の方が楽かもよ？」

白石「う〜ん...でもやっぱり憧れる
誰かと一緒に生きる人生って素敵だなって思う」


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___人は他人の痛みは分からない。医者と患者に限らず、夫婦、親子、友人どんな間柄でもそれは同じだ___


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緋山「意外と...響いた」




なら良かった




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___しかし、痛みは教えてくれる。自分の傍にその痛みを分かち合いたいと思ってくれる人が居ること___



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緋山「乾杯」



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___その存在に、気付かせてくれる___

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