完璧少女は造られた【鬼滅の刃】第一章

・庭 ページ28

ある日いつものようにAが無一郎の屋敷で日向ぼっこをしているとしのぶが屋敷に訪問してきた。



胡蝶「Aさん、こんにちは」



A「こんにちは」



胡蝶「蝶屋敷に来てくださいますか？」



A「畏まりました」



Aが言われるがまましのぶに大人しくついて行った。(無一郎もいるよ！)








蝶屋敷に着くと屋敷に上がるのかと思ったらしのぶは屋敷ではなく庭に行った。



庭に何かあるのだろうか。





Aが庭に目を向けるといきなり紙吹雪が飛んできた。




皆「誕生日おめでとう、A！！！」



そう、なんと今日はAの誕生日であり柱とかまぼこ隊はこの日のために準備していたのだ。


当のAは固まっている。
ただいつもと違うところは驚いたかのように少し口を開けているところか。



胡蝶「あらあら、紙がついてしまいましたね」



しのぶが笑いながらAの髪の毛に絡まった紙を優しく取った。


甘露寺「Aちゃん、目丸くして可愛いわ！！」



Aはハッと我に帰って「ありがとうございます」と言った。
しかし未だに目を丸くしたままだった。



胡蝶「今日は楽しんでくださいね」



しのぶがにっこりと微笑むと少しだけAの体の力が緩んだ気がした。

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