入学したら愛された【キメツ学園】

はずかしい……by夢主 ページ21

し「──話を整理すると、
Aさんがカッターを突き出してきたというのが魔戻さんの主張で

Aさんは魔戻さんが自分でカッターキャーしたと……」



魔戻「はぃっ……ｸﾞｽｯ」



貴(気持ち悪りぃ…)



炭「Aの言ってることが正しいです」



善「右に同じく！！」



カ「左に同じく」



し「上に同じく」



上！？！？




魔戻「なんでぇ、そぉ言い切れるのぉ…？ｸﾞｽｯ」



上目遣いみてたら吐き気してきた←



炭「俺は匂いで人が嘘ついてるかどうかがわかる。
魔戻さんとか何とかいう人からは生ゴミみたいな匂いがする」



貴「ブフォッ！？」


今、盛大に吹き出したんだけど！！？？



それにしても生ゴミって言い過ぎじゃないですか…？



魔戻「なっ！？じゃ、じゃあAからはどんな匂いがするっていうのよ！？ぉ」



今、私のこと呼び捨てにしたし最後絶対伸ばすの忘れただろ。



炭「そりゃあ勿論、今すぐにでも抱擁したいほどの清らかな水の匂い……
あ、そういえばAシャンプー替えたか？」



貴「炭治郎先輩、一歩間違えたらそれ変態になるから止めましょうか」



善「俺も耳が良いからAちゃんが正しいってわかる！！
Aちゃんは可愛いからそんな嘘つくはずないし♡♡」



可愛いは関係ねぇだろ。



カ「……それとAはカッター扱えないから」




皆「「「「「え？」」」」」




貴「ちょ、カナヲ先輩！！」




カ「確かね…」






〜回想〜



し『刃先気をつけてくださいね。
手は猫の手ですよ』



貴『はーい！』



グサっ




貴『いっだぁぁぁぁあああああ！！！！』




蜜『あああぁぁああAちゃーーーん！！！』









カ「それ以来、Aは刃物が持てなくなったから」




貴「…………」



私は俯いた。
恥ずかしさのあまり顔に熱が集まってくる。



皆(顔赤くしてる…！！！可愛い！！！)




伊「Aが嵌められたと聞いて怒ったが、今回はAを叱らないといけないな。
刃物には気をつけなければ駄目だぞ」




貴「…………すんません…」



無惨「頭を垂れてつくばえ」





無惨「………平伏せよ」




ぱ、パワハラ校長が来てしまった…！！




一斉に皆、頭を垂れる。


炭治郎先輩から殺気のオーラが………

無惨様空気……→←裏切り

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