風柱の継子さんどうやら風柱の宿敵と付き合っているようです

・日常 ページ2

無限列車での任務から三週間して、風柱の継子である私は蝶屋敷の玄関にいた。


理由は簡単だ。また師範が腕を傷つけて稀血の力を使ったからだ。


いつも師範には言っているのに中々聞いてくれないから困ってるんだよなあ……




「しのぶさ〜ん？傷薬と包帯、切れちゃったのでまた貰えますか〜？」



「いいですよ〜、そろそろ来るだろうと思って用意してました」




しのぶさんはいつも私が来るタイミングを分かっていて、


包帯も傷薬も準備してくれているのでありがたい。


そしてこの笑顔こそが私の日々の癒し………(鼻血)




「はい。この袋に入ってますから、不死川さんにも言っておいて下さいね〜」



「わかりました！また来ますね〜！」




そう言って私は蝶屋敷の玄関の戸を開け、外へ出た。


すると丁度私の同期で恋人である炭治郎、そして善逸と伊之助がいた。




「おっ、Aじゃないか！やっぱり今日も包帯と傷薬か？」



「正解！そしていつも三人一緒ね。お館様がわざとやってるの？」



「ああAちゃん！今日も可愛いねぇ！けっk((殴」




善逸が何か言おうとした瞬間、炭治郎が頭をぶん殴ったせいで善逸は悶えていた。


さすが善逸、私炭治郎と付き合ってるのにそこへ割り込もうとする度胸は認める。




「おうA！今日も勝負しろ！お前が勝ったらこのピカピカのどんぐりをあげるぜ！」



「伊之助それ何回目？そのせいで私めっちゃどんぐり持ってるんだけど……
　勝負はしてあげるけど、まずしのぶさんに診てもらってからだったらいいよ」




私がそう言うと伊之助は明らかにホワホワした後、


「猪突猛進！！」と言って蝶屋敷の戸を突き破って入っていった。


しのぶさんの物凄いオーラが見えたのは気のせいだろう。




「そうだA、今日はもう任務がないんだが、よかったら甘味処行かないか？
　善逸から美味しい甘味処を聞いたんだ！」



「行く行く！善逸紹介してくれてありがとう！
　善逸はなんだかんだ応援してくれてるよね。いつもありがとう！」




そう言ってちょっと微笑むと、善逸は鼻血を出しながら気絶した。


炭治郎もなんでか顔を赤くしていて、どうしたんだろう…？と考えていた。




(Aはこういうところが疎いんだよなぁ……)



(やばい……尊い……死ぬ…！死んでもいい…！！)



「え〜と、甘味処行こうか炭治郎！」




善逸はそのまましばらくそこに倒れていたとかいないとか。

・甘味処での柱との遭遇→←夢主の設定

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