君を連れ戻すまで ４ ページ6
案の定しのぶはこっちに向かっていた。
鬼殺す気満々だわ。
どうせ冨岡さんが動くと思ったから私は特に何もしなかった。
鬼を庇う気も無いし。
しのぶの刀を冨岡さんが刀で弾き返した。
し「あら？」
し「どうして邪魔するんですか、冨岡さん？
人と鬼は仲良く出来ないって言ってたくせに…」
し「そんなだから皆んなに嫌われるんですよ」
うわ、しのぶ痛いところついてきたよ…！！
冨「……俺は」
お、冨岡さんやっと口開い…
冨「俺は嫌われてない」
貴「え？」
し「ああそれ…すみません。
嫌われているという自覚が無かったんですね。
余計なことを言ってしまって申し訳ないです」
貴「え…」
やばい話についていけない。
し「坊や」
炭「はっはい！！」
しのぶは少年に声をかけた。
し「坊やが庇っているのは鬼ですよ。
危ないですから離れてください」
炭「ちっ違います！！いや、違わないけど…
妹なんです！！俺の妹でそれで…」
し「あら、そうなのですか可哀想に…では…」
し「苦しまないよう、優しい毒で殺してあげましょうね」
おお怖い怖い←
冨「…妹を連れて逃げろ」
貴「は？」
炭「すみません…ありがとうございます！！」
貴「え？」
少年は行ってしまった。
貴「…どういうつもりですか冨岡さん」
し「隊律違反では？」
貴「申し訳ありませんが私は鬼を庇う気などさらさら無いので。
さようなら」
私はそのまま少年を追いかけた。
鬼を庇う気などさらさら無い…
なんて嘘。
何となくあの少年が気になる。
今はしのぶと冨岡さんが互いに足止めし合ってるのかな。
となるとしのぶの継子のカナヲが来てしまう。
お館様が鬼を連れてる隊士を把握していないとも思えないし勝手に殺したら駄目な気もするんだよね。
柱だからね
すぐに少年に追いついた。
貴「少年」
私が声をかけると警戒心からか私から離れた。
貴「そんなに警戒しないでください。
その子を殺そうとはしてないですから」
そう言うと少しだけ肩の力を抜いたけどまた直ぐに力を入れた。
貴「君が鬼を連れていることをお館様が把握していないとは思えな…ん？」
この気配…カナヲか
カナヲが刀を振ろうとするのを止めた。
するとカナヲは驚いたような顔をした。
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アメちゃん(プロフ) - イメ画ででこなかった(´；ω；`)ｳｯ… (2020年9月16日 21時) (
レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - 愛の心さん» 「ひむろ」です〜 (2020年6月9日 7時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
愛の心(プロフ) - すいません 聞いてもいいですか？ 夢主ちゃんの名字ってなんで読むんですか？ (2020年6月8日 22時) (レス) id: 71ca081a14 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - 金魚のヒレさん» そうなんですね……。教えてくださりありがとうございます！いろいろ試してみます！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
金魚のヒレ - おもしろかったです-_-b ちなみに、写真はスマホとかの向きで変えられると思います（横向き）それ以外だったらいろいろ髪の向きを変えたり。。応援してます！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: d57223136a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご昆布の神
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon721/
作成日時：2020年3月12日 14時
