君を再び俺のものに【童磨】

君を連れ戻すまで　５ ページ7

カ「…何で邪魔するの？」


貴「まあ私の話も聞いてよ。
お館様が鬼を連れてる隊士を把握していないとは到底思えない。

それに…」




鴉「伝令ーッ伝令ーッ！！鬼ヲ連レタ隊士、竈門炭治郎！！少女ノ鬼、禰豆子！！
拘束シ本部ヘ連レ帰ルベシ！！」



貴「…伝令が来てるんだよね」


カナヲは伝令を聞くとようやく納得したように刀をしまった。



貴「ということで少年は…あれ？」


少年は気を失っていた。


安心したのか、疲労が襲ってきたのか…



貴「まあ隠に任せるか」


カ「私隠の指揮やってるから…」


貴「ああそうだったね。じゃあ任せるね」


そう言うとカナヲはコクンと頷いた。



私はしのぶと冨岡さんの所に行こうかな。









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




貴「……………」




貴「冨岡さん、私のしのぶに何やってくれてんですか？」


冨岡さんがしのぶを抱えていた。

これが足止めかよ



し「……冨岡さん、そろそろ離してください。
上から伝令が来た以上手は出しませんから」


冨「……」


し「そんなだから皆んなに嫌われるんですよ」


冨岡さんはそれを言われると大人しくしのぶを放した。


し「あの少年達は？」


貴「隠に任せた」


し「そうですか。ではこれから柱合会議ですし帰りましょう」


貴「そうだね」


刀を鞘にしまって本部へ向かった。

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