音柱の継子さんどうやら地味に過ごしたいようです

地味でいさせて　１８ ページ21

任務に出る前に藤の花の家の門の前で時透様に挨拶をする。


A「よ、よろしゃす……」



時透「うん(よろしゃす？)」



嫌だ……
一緒に行きたくない……

私は地味に過ごしたいのに何故、柱様と任務に出なくてはならないんだ……。


鴉「南南東！次ノ任務ハ南南東！！」


と、告げる私の鴉をガシッと掴んで顔をグイッと近づける。


A「おい、お前。あの派手派手野郎のターバンに付いてる宝石を私が屋敷に帰るまでに嘴で砕いとけ。
そうじゃないと、お前の命は終わりだ。
丸焼きにして、あの某猪頭に喰わせるぞ」

※宇髄さん推しの方ごめんなさい


鴉「ナヌッ！？！？」


時透「怖……」


A「マジで言ってるからな？砕けよ？」


鴉「デモ、カナリ高ソウナ宝石……」


A「黙れ、関係ない」


鴉「ハイ」



焼き鳥(前提)は諦めたのか、泣きながら師範の屋敷に飛んで行った。



時透「Aのことは何がなんでも覚えておきたいな」


A「どうも」



時透「怒らせたら、手がつけられなくなりそうだし」



A「喧嘩売ってんのか、テメ……
………………時透様」



上官にとんでもない口を利きそうになり、慌てて言い方を変える。危ない……



時透(あれ？怒らせた方がいいかな？)

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