向日葵 〜九十四輪〜 ページ6
ASide
時透「あーもう面倒くさいな。避けて木の上に逃げるのやめてくれないかな」
玉壺「お前らには私の真の姿を見せてやる」
時透「はいはい」
あ、また悪口合戦始まった……
悪口っていうか煽り……
玉壺「この姿を見せるのはお前らで四人目」
A「そうですか……(お腹空いた……)」
時透「結構いるね」
玉壺「黙れ。私が本気を出した時、生きていられた者はいない」
時透「すごいねー」
A「私、そもそも死にませんし……」
玉壺「口を閉じてろ、お前ら!!」
A「さっきB・B・A☆って言ったのは誰だっけ?」←言ってません
玉壺「この透き通るような鱗は金剛石よりも尚硬く強い。私が壺の中で練り上げた」
無視しやがったコイツ
玉壺「この完全なる美しき姿に平伏すがいい」
A「」
時透「・・・」
玉壺の姿はなんていうか……
人魚が気持ち悪くなった感じというか……
なんともいえない気色の悪さだった。
・
・
・
玉壺「何とか言ったらどうなんだ、お前ら二人!!
本当に人の神経を逆撫でする奴らだな!!!」
時透「いやだってさっき黙ってろって言われたし……」
A「そもそも吃驚しなかっ……」
目の前に玉壺の拳(昆布)が飛んできて、空腹のせいで反応速度が鈍っていたのか左腕に思いっきり激突してしまった。
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廻齲 - 初コメです。いつも色々な作品を楽しみにしてます。頑張ってください!出来ればカナヲを出して下さい。 (2020年5月7日 22時) (レス) id: 7fa18fb379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご昆布の神 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon721/
作成日時:2020年5月4日 11時