蛇柱の継子さんどうやら恋をしたようです【我妻善逸】

芽生え　４ ページ5

善逸「ああああ〜〜本当にありがとぉぉおお！！！
結婚しよぉぉおおおお！！！」



A「いやどうしてそうなった…？
私、神蛇Aって言います」



善逸「俺は我妻善逸だよぉぉおおお！！！」



随分元気だな、この人……
あ、そういえば



A「馬鹿は風邪ひかないって言うよね」



善逸「え、何の話？」



A「神の話」



善逸「え、馬鹿は風邪ひかないって神の話なの？」



A「違うよ」



善逸「違うの！？」



いや、さすがに違うわ。
神が馬鹿で風邪ひかなかったら笑う。
↑
(自分で言い出したんやろ)



善逸「それにしてもさっきはありがとねぇ…」



A「いや、ずっと思ってることなんだけどさっきの鬼は私じゃなくて善逸が倒したんだよ？」



そう言うと善逸は固まった。



善逸「いや俺に倒せるわけないよ。寝たし」



A「いやそれが倒せたんだって」



善逸「いや無理だって」



A「いやいけるって」



これ、何のやりとり？







────────────────────────


A「…私、そろそろ行くね」



善逸「え、え、行っちゃうの！？ここにいてよぉぉおお！！！」



うーん、これは困った……

あ、そうだ



A「選別生き残ってまた会えたら何か食べさせてあげるよ？」



善逸「え、うなぎでも？」



A「うん」



善逸「本当に？」



A「私、約束は守るから」



善逸「じゃあ頑張る…」



A「お！やる気になったかな。じゃあまた一週間後に会えたらね！」



そう言って私はまた走りだした。



善逸(さっきの笑顔可愛かった…)



善逸が顔を赤くしてるのを知らずに。

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