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第33話 ページ35

青「…じゃーな。」

バタンとドアが閉まる。

大輝が階段を下りる音がきこえなくなると、
私はトンっと地面に下りて壁に寄り掛かった。

貴「はぁ…」

ずるずると座りこみ、
顔を隠してうつむく。

貴「…………」

顔、熱い。


「悪いな、あいつはバカなんだ。」
貴「…知ってます。」


突然かかった声にそのままの姿勢で返す。


貴「…っていうか、いつからいたんですか?赤司さん…」
赤「何だ、戻したのか。」

ふっと笑う声が聞こえる。

赤「今来たんだ。
君に用があってね。」

指に隙間を作って目だけ動かして横を見ると
腕を組んで壁に寄り掛かってる赤司さんがいた。


赤「しかし、予想以上にバカだったよ
君のそんな顔見たらすぐにわかるのにね。」
貴「…用ってなんですか?」


赤「俺と付き合わないか?」


……どうしてそうなる

貴「私、一応あの人好きなんですけど…」
赤「だから俺を奴の嫉妬を煽る材料にしてくれて構わない。」
貴「…私、好きって言っちゃったじゃないですか…」
赤「もう一度自分から告白する勇気はないだろう?
向こうを焚き付けなければ。」


しばらく沈黙が流れる。


貴「……はぁ、いいですよ。」

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2012年11月18日 16時

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