第28話 ページ30
【青峰side】
いつものように屋上に向かい、
ペントハウスの上に寝転ぶ。
目を閉じて、眠ろうとしても、Aが出てきて眠れない。
……必死でテツを探すAが。
何故か胸が苦しくなって、イラついて眠れない。
その事にもイライラする。
寝返りを打って目を瞑るとテツが話したAの話しを思い出した。
『Aには今、親…家族がいないんです。』
……それは、何となく分かっていた。
家に入った時も、
閑散としていて、
そこで賑やかに騒がれてるイメージは生まれてこなかった。
次々とテツの言葉が頭の中に浮かんでくる。
『交通事故で亡くしたんです。』
『Aを庇って。』
心の中でAに問いかける。
…なぁ、
それ全部自分のせいとか思ってんのか?
小さい時から全部背負い込んで、
誰にも頼らずに、
一人で生きてきたのか___?
青「ま、人にするよーな話じゃねぇか……」
…それでも、頼って欲しかった。
少しは俺にも甘えて欲しかった。
俺じゃなくても、甘えるべきだと思った。
青「バァーカ…」
お前一人で詰め込みすぎなんだよ。
だから、あんなひねくれんだよ。
まさか自分は一人とか思ってんじゃねぇだろーな?
だったら、
.
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――だったら?
だったら、何だ…?
この、モヤモヤする気持ちって、何だ___?
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/
作成日時:2012年11月18日 16時