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第26話 ページ28

【赤司side】

貴「ねーねー、テツヤー。」
赤「何だい?」

そろそろ他の人と間違えられてるのも嫌だな…
でもコイツ、テツヤにはこんなに甘い声を出すのか。


……しょうがないからもう少しこのままテツヤを続けよう。

赤「寝なくてもいいのか?」
貴「ん〜?優しいね、気遣ってくれるんだ。」

ニコッと笑うAは、かなり幼く見える。
それは1、2歳若く見えるどころではなく、

今5、6歳の少女みたいな、そんな……

貴「ねー、テツヤァ」

腕をぎゅっと組んで、上目遣いで様子を見ながら
こちらの様子を窺っている。

赤「…ん?」

微笑んでみせると安心したようで無邪気に笑う。

貴「テツヤはいつ私を殺してくれるの?」


…は?


貴「……約束、まさか忘れてないよね?」

不満そうな顔をするAに慌てて返事をする。

赤「あ…あぁ、覚えているよ。」
貴「もぅ、テツヤが言ったんだからね。
忘れないでよ?」
赤「もちろん、覚えているよ?」

にっこりと笑うと満足したように微笑んだ。

貴「自殺したら地獄に落ちるって言うから、テツヤがちゃんとよろしくね?」

そんな迷信じみたことを信じてるのか……

貴「でも、ちゃんと殺してくれる時には“愛してるよ”って言うから。
そこの約束も忘れてないよ。」

…テツヤはAが好きなのか?

赤「…因みに、誰が殺したとしてもAはその人に“愛してる”って言うのか?」
貴「うん。言うよ?」
赤「そうか。」
貴「うん。
ていうか私は自殺しようと思ったのにテツヤがとめるから
しょうがなくしてないんだよ?」
赤「…あぁ、自殺はいけないからな。」
貴「でも、自殺がいけないのと同じ位私が生きてる事はいけないから。
だから、早くお願いね。」
赤「あぁ、分かった。
……A、疲れてるみたいだからもう寝よう。」
貴「…んー、了解。」


髪をすいてやるとすぐに寝息が聞こえてきた。


___さて、テツヤのところに行こうかな。

これはどういうことなのか。

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2012年11月18日 16時

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