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第15話 ページ17

貴「テツヤ…」
黒「A?どうしたんですか?
それにこんな時間までいるのは珍しいですね。」

放課後、もう一度テツヤがいる体育館に来た。

貴「今日全部授業受けさせられた腹いせ。
帰ろう。」
黒「…いいですけど。」

困ったような顔をするテツヤ。

貴「けど?」
黒「少し、待っていてください。」
貴「…少しってどれくらい?」
黒「ボクが赤司君を説得するまでです。」
しょうがなく頷く。
黒「では、待っていて下さい。」
貴「あ、ちょっと、待って。」
黒「あぁ…」
テツヤがあたりを見回して頷く。
黒「一緒に行きましょう。」
貴「うん。」

朝、話しかけてた人たちが今にも話しかけに来そうだった。
人は苦手だから置いてきぼりはかなり困る。
テツヤの服の裾を掴みながら付いて行った。


赤「…で?今日は部活を休みたいと。」
黒「はい。」
貴「…ダメですか?」
赤「まぁ、君が頼むんなら別に許してやらなくもないが、
態度が気に入らないよ。」
態度?
黒「…というか、Aならってどういうことですか…」
赤「借りを作っておいたら面白そうじゃないか…ていうのは冗談だよ。
睨まないでくれ、テツヤ。」
この人でも冗談いうんだな。
赤「で、どうするんだ?」
貴「態度の話ですか?」
うー…ん、
貴「言ってくれればできることなら直しますよ。」
赤「そうか。
ならテツヤに取っているような態度で俺にも接してもらいたい。」
あーそれはちょっと…。
貴「無理ですね。
笑顔を見せろってことですよね?」
赤「そうだ。
テツヤには笑うのに俺に笑わないなんて面白くないだろう。」
この人は面白い、面白くないで行動するのか…。
貴「そうですか。」
赤「あぁ。
……それと、俺に逆らうな。」
貴「!?」
黒「A…!」
目の前に赤司さんの顔があった。
キス寸前だ。
赤「何をするか分からないよ?」
そういって妖しく笑った。
更に少し近づく。

貴「っ!」

その瞬間後ろから誰かに腕を引っ張られた。

赤「大輝。」

面白そうな顔をして、赤司さんがその名前を呼んだ。

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2012年11月18日 16時

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