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44話 ページ48

傑「授業中に"どうしたの?"って聞いてくれただろ?その答えを今教えてあげるよ。」


い、今更?
何を言われるか分からないから少し身構えてしまう。


傑「実はね…嫉妬してたんだ。悟ばっかりAと仲良くしてるから。」



……え?



予想外の言葉に体が硬直する。




傑「このままじゃ、悟に先を越されてしまうだろ?だから、思ったんだ。これからは積極的にアピールするって。」



やばい。頭がもうキャパオーバーしてる。



傑「だからね…少しは私のことも見てくれないかい?」



その言葉で近づいてくる夏油の整った顔面。
その言動で察してしまった。



『(今のこの状況やばくない?)』



何が起こるか予想して抵抗しようとするも、体が全く反応しない。


諦めて投げやりに全て受け入れようと覚悟したその時__



傑「……なんてね。」



サッと離れて行った夏油。


か、揶揄われた?
嘘でしょ〜。ちょっと期待しちゃった自分が恥ずかしい。



私はまだ赤い顔を隠すためにその場でしゃがむ事しか出来なかった。



_______

夏油side


『……なんてね。』


あともう少しでお互いの唇が重なるというところで、理性を取り戻した。


私はなんて事を…!!



でも、行き過ぎる前に止められてよかった。


と思うと同時に少しの残念な気持ちが出てくる。



Aも受け入れようとしてたし……。


これ以上あの場にいると、自分が自分じゃ無くなる気がして教室から出ると硝子と会った。



『「あ」』



話によると面白そうだったからずっと教室で話を聞いていたらしい。



『だったら、もっと早く止めてくれよ。』



硝子「嫌だよ、気まずいじゃん。」



自分自身にため息をつく。
いくら好きだからってAが願っても無い事を…。



硝子「正直私はAの彼氏はクズ共のどちらも嫌だけど、Aが幸せならそれでいい。だから、頑張れ。」



『硝子………ありがとう。』



すると、丁度悟が任務から帰って来た。



悟「お前らー!そこで何してんだー?ってかAどこー?」



悟はいつもAの事ばかりだな。



でも、絶対に負けない。



生涯Aを幸せにするのは、この私だ。
誰にも渡さない。

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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時

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