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34話 ページ37

今皆で屋台回りをしている。


ずっと青ざめた顔をしている五条だが、自業自得だ。


五条の方を見てフッと鼻で笑ってやると睨まれた。


おー怖い怖い。



『……!!』


しばらく歩いていると"かき氷"という看板が目に入った。


恥ずかしながらかき氷も食べたことが無く、テレビで見ることしか出来なかった。


無意識に凝視していたのか夏油が



傑「…かき氷食べないかい?」


と言ってくれた。
多分私が遠慮して言えないと思ったのだろう。

そういう所がやっぱり優しいなと思う。



硝子「賛成〜。Aも食べたがってるみたいだしな。」



悟「それな。看板に穴が空くほど見てたよな。」



え゙…皆にバレてたの?
恥ずかしぃ…




『だって〜食べたこと無いんだもん、かき氷。』



悟「かき氷を食べた事無いって……。案外Aって世間知らずだよな。」



傑「それじゃ、Aの初めてを私達が頂くことになるね。」



ふふっと笑う夏油だが、その言い方は誤解を招くからやめようね?



『お金は五条がお願いしまーす。』



悟「チッ。仕方ねーな。」



『ざっと私は3つ食べるから合計6個で。』



悟「はぁ?一人で3つはあり得ねーって。腹壊しても知らねーからな。」



文句を言いながらも会計で諭吉を出す五条。



……ん?諭…吉?
屋台一つに諭吉出す馬鹿が何処にいるんだよ!



あ、此処にいたわ。


でもさぁ、普通は千円札とかで出すよね?普通は。
これだから、御三家のボンボンは…




まぁ、代金を払ってもらってる身としては文句は言えない。




ちなみに私が選んだ3つの種類は…

いちご、ブルーハワイ、メロンだ。




『うま〜。』




普段味のしない氷がシロップをかけただけで、こんなに生まれ変わるのか。



味もバリエーション豊かで飽きないな。




.⁠。⁠*⁠♡。⁠*゚⁠+ .⁠。⁠*⁠♡⁠。⁠*゚⁠+



3つのかき氷を食べ終わり次の屋台はというと…



『この赤色の金魚色鮮やかじゃない?』


悟「この金魚は大きくてなんかムキムキしてるぜ。」


傑「どの金魚も元気に泳いでるね〜。」



そう、"金魚すくい"だ!



いざ、初めてみるとすぐにポイが破けてしまった。

ちなみに、ポイというのは、金魚をすくうやつの名称らしい。



何回やってもすぐに破けてしまうので、困っていると、硝子が



硝子「水の抵抗が少なくなるよう意識して角度は35度〜45度、金魚の頭側から入水させると出来るよ。」


と教えてくれた。

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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時

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