24話 ページ27
五条と歩いている方向は私が歩いていった真反対だった。
そりゃあ、海から離れる訳だ。
方向音痴過ぎて、自分でも呆れる。
五条の視線の先では夏油と硝子が心配そうにそわそわしながら立っていた。
多分、五条が見つかったと連絡してくれたに違いない。
せっかくの海水浴なのに、こんなことになって罪悪感が湧いてくる。
五条と繋いでた手を解いて硝子達の方へ走って行った。
『硝子!!夏油!!』
硝子「!!A!!ごめん。ちゃんと見てなくて。」
硝子は泣きそうになりながら私に飛び付いてきた。
『硝子は悪くない。私がちゃんとついて行かなかったから……。心配かけてごめんね。』
『夏油も。探してくれてありがとう。』
傑「迷子になったと聞いた時は驚いたけど、無事で良かったよ。次は気をつけてね。」
『はーい。夏油ママ。』
傑「私はAを生んだ覚えはないよ。」
黒く笑いながら私を見てる。
恐ろしい…忘れてた!夏油を怒らせたら駄目なことを。
『ヒョエ、すみませんでしたぁぁぁ。』
こんなに心配してくれる友達が出来て、私は幸せ者だ。
『あ…五条忘れてた。』
傑「え。」
硝子「ほら来たぞ。」
地団駄を踏みながらこっちへ寄ってくる五条。
悟「A!お前なァ、そうやって一人で突っ走るから迷子になるんだぞ。」
遅れて来て早速、怒られてしまった。
うぅ……異論もございません。
『皆!本っ当にありがとう。…でも、ごめんね。せっかく遊びに来たのに思い出を壊しちゃって。』
傑「仕方ないよ。だってAは方向音痴だもね。」
硝子「夏油の言う通りだ。方向音痴だから仕方ない。」
悟「そうそう、Aちゃんは超絶方向音痴だもんねぇ。」
煽りながら言ってくる3人にかなりムカついてきた。
『ふふふ、よっぽど殺されたいようだな。』
悟「やべ。」
傑「命の危機を察知。」
硝子「A、私等友達じゃないか。」
『硝子、それは此方の台詞だよ……』
それから砂浜を鬼ごっこしたり、海で競走したり、バレーボールをやったり。
楽しくて
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〜夏休み〜海編終わりました!
此処まで見てくれた方に感謝です!
これからも「呪術界の女神は愛される」をどうぞよろしくお願いします。
お星様とハートのタップも心優しき方おねしゃす!
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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時