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23話 ページ26

瀬羽side


瀬羽A(16)

絶賛迷子中です。


高1になって迷子とか恥ずかしすぎて、穴があったら入りたいわ。


生憎スマホも服のポケットの中…。
水着で歩いてると寒気がしてくる。



それに、どんどん海から離れていってる気がする。
波の音も聞こえなくなって…だんだん人気が無くなって……あれ?やばくない?


人が全然いないよ!?






誰か……助けて……




男1「ねぇねぇ君一人?」



半分諦め状態で歩いていると、知らない複数の男が話し掛けてきた。



男2「一人ならさ俺らと遊ぼうよ。」



凄いチャラそうだ。



『……私、人探してるから。』



出来るだけ素っ気なく返したつもりだったのに、相手は懲りずに


男1「えー。いいじゃん。今いないんでしょ?後で一緒に探してあげるからさ。」


男3「そうだよ。俺らと楽しい事しよ?」



"やばい"

頭の中で警告音が鳴った。



『いや遠慮しておきます。』



男2「いいじゃん。いいじゃん。」



ちゃんと断ってんのになんで人の手を引いて歩こうとしてる訳?
あー、これが自己中って奴なんだ。



抵抗するにも男と女の力で勝てる訳が無い。

呪術を使えば非術師に呪術を使ったとして呪詛師扱い。



すっかり無為無策になってしまった。



手を引かれて連れられた後に何をされるかは流石の私でも分かる。
怖くない筈がない。




『助けて……みんな…』ボソッ

 


.


.


.






?「おい。誰の女に手を出してんだよ。」






『!!!五条!』



聞き覚えのある声がしたと思ったらそこに立っていたのは、五条だった。




男3「チッ。なんだよ。」



男1「邪魔すんなら殺すぞ。」



本気で殴りかかっていく男共。

 

3人VS1人だと、どう考えたって3人の方が有利だ。

ただ、それは普通の人の場合。






五条は一瞬で男共を気絶させた。




悟「大丈夫かA!?遅くなってごめん。」



安心で涙が目尻に溜まってきた。

あー、私ったら言葉も出ない程怖かったんだ。



悟「寒いだろ。これ羽織れ。」


そして、五条が元々羽織ってたラッシュガードを掛けてくれた。



『ありがとう五条。助かったよ。こっちこそ、硝子と逸れて迷子になっちゃってごめんね。』



悟「礼はいいよ。早く皆のとこ帰ろうぜ。」




逸れないよう、手を繋がれ一々こっちを気にしてくる五条の優しさに胸が暖かくなってくる。




『ありがとう五条。』



悟「?おう。」

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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時

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