16話 ページ19
夢を見た。
《「女神の務めを果たす時が来た。」
何故か皆、着物を着ている。
「辞めて!お父様ぁ!助けて!」
エメラルドの髪...この娘は私??
でも、こんな記憶なんてない。
エメラルドの髪の女の子はヒモで縛られ、
目隠しをされた。
そして__
「いやぁぁぁぁぁぁ‼︎」
崖の上から落とされた。》
『__はっ‼︎はぁはぁ...』
すごいリアルな夢を見た。
既視感があるような夢。
疲れがどっと溜まり、肩で息をする。
『此処は...?医...務室?』
医務室の独特の医薬品のような香りがする。
...。
そうだ。私は夏油との合同任務で意識を失ったんだ。
もっと修行しないと。
どうして良いか分からず、二度寝しようとした時。
ガシャン
物が落ちる音が聞こえた。
悟「A…?」
物を落としたのは、医務室に入って来た五条だった。
一体どうしたんだ?
まるで幽霊でも見たような感じだな。
悟「A‼︎お前、起きるの遅過ぎるんだよ!2ヶ月も目が覚めないから心配したんだぞ!」
そう言い、五条は抱きしめてきた。
『ちょ、五条!?』
普段の五条ならやり得ない筈の行動に驚いた。てか…
『二ヶ月…?嘘、私二ヶ月も寝てたのか!?』
いくらなんでも寝過ぎだ!
硝子「おーい。五条、何か割れる音がしたが、大丈………は?」
傑「Aが居るんだから、静かにして………え?」
硝子と夏油は私を二度見した後、これでもかというほど目を開いて驚いていた。
まぁ、同級生が二ヶ月も寝てて、急に今日起きたらびっくりするわな。
『二人共、おはよー。』
「「いやいや、おはよーじゃなくて。」」
_________
あの後、五条が二人に正座させられ、こっ酷く叱られていた。
理由は、私が起きたのに、直ぐ伝えなかったからと一応怪我人の私に抱き着いたかららしい。
いつも、温厚な夏油が怒ったら予想より怖かったので、絶対に怒らせないようにしようと思った。
Aの怒らせたら駄目な人辞典(脳内)
・夜蛾正道
・夏油傑 New
硝子「で?A身体の調子は?」
『全っ然平気!余裕のよっちゃんよ!』
硝子「……それは良かった。」
ちょっと!硝子ちゃん!?そんな哀れんだ目で見ないで!?
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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時