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14話 ページ17

夏油side

コイツ…強いッッ!
知能もあって手強い。


限りなく特級に近い1級だ。


それに、気絶したAも守りながら戦うとなると結構厳しい。


でも、自分の命を捨てでもAは絶対に守る。守らなきゃいけない。



…………


「夏油は優し過ぎるから本音を言えないけど、無理しなくていいんだよ?」


「私達は呪霊の味が分かる同士なんだから。」


…………



今まで、呪霊を取り込む事に対して"大丈夫?"なんて誰も言ってくれなかった。


誰にも相談出来ないし、一人抱えることしか出来なかった。


それが、数日前に転入してきた彼女によって変わった。
Aは無理をしてでも、私を知ろうとしてくれたし、支えようとしてくれた。


そんな素敵で優しい人に恋をしない筈がないだろ?


悟もあの様子だと好きなんだろう。
親友が恋のライバルかぁ。
でも、絶対に負けない。悟にもこの呪霊にも。




君に似合う人になるよう努力するから、


君の隣にずっといさせて欲しい。





1級呪霊「ケケケッ死ネ」



『!!』



そんな事を考えていたからか、隙が出来てたらしい。
懐に呪霊が飛び込んできた。



『(やばい!間に合わない!)』



守りの態勢が出来ず死を覚悟した、その時。




ズドーン




目の前に居た呪霊が吹き飛ばされた。


『(今は、使役している呪霊を出してないのに…一体誰が?)』




そう思い攻撃があった方に視線を向ける。
そこに居たのは___




『A!?』




手を前に出して構えていたAだった。
全身ボロボロで立っているのも辛いくらいだと思うのにどうして…



A「夏油、大丈夫!?一人で無理でも二人ならいける。諦めるな!!」



ははっ、まさか此処でも助けてくれるなんて…君はどんだけ私を好きにさせるんだい?



『あぁ。でも、怪我は大丈夫なのか?』



A「なんて事無いよ。それより、今まで夏油が蓄積したダメージと私のさっきの攻撃で呪霊も多分もう限界だと思う。今がチャンスだ!一気に畳み掛けるよ。」



『わかった!』


_____


あれから、30分ぐらい戦いやっと祓うことが出来た。

ホッと一息をついた時Aがグラっと傾き倒れそうになった。


『おっと、大丈夫か?A。しっかりしろ!』


危機一髪で私が支え何とか倒れる事は阻止したけど、顔面蒼白だ。



早く硝子に見せないと命がヤバいと察知し、補助監督の待つ車へ急いで向かった。





_______

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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時

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