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11話 ページ14

瀬羽side

五条と友達になってから数日が経った…が、あれから五条の様子が可笑しくなった。
常にボーとしてるというか、無気力というか…

ひょっとしたら、体の調子が悪いのかもしれないな…

そうだ!良い事思いついた!
早速寮に帰ったら実戦しよ!


_______
五条side


最近の俺はちょっと可笑しい。



硝子や傑にも心配されるが、別に調子が悪いって訳じゃない。



Aの一つ一つの仕草や表情に胸がギュっと締め付けられるような気がする。
病気なのか?



分からない、どうすれば治るか…



そんな事を机に伏せながら考えていたら、突然大きな音を立てて扉が開いた。


ゆっくりと顔を上げるとそこに居たのは__



A「はぁ…はぁ…」



いつも綺麗に結われてる髪はボサボサで寝てないのか薄く目の下に隈があり、おまけに粉が所々に付いているAだった。
急いで走ってきたのか?すごい息を切らしてる。



硝子「……A!?朝からどうした!?」



傑「凄い格好だけど…大丈夫かい?朝から私と合同任務だよ?」


足音を立てながら俺の机の前にやって来て、何かを入れた袋を出してきた。



A「これ!あげる!」



袋を開けて見てみると、そこには美味しそうなクッキーが入っていた。



A「昨日授業が終った後直ぐに作り始めたんだけど、上手く作れなくて…朝までかかっちゃったんだ。」



傑「だから、急いで帰ってたんだね。」



『どうして急に…?』



A「だって、五条最近元気無いんだもん。何か元気付けられる物ないかな〜って考えてたら硝子が甘いの好きって言ってたの思い出して……」



全部俺の為に……?
心が温まってくる。
 

『(はぁ〜好きだなぁ〜。)』



は?好き?
これはlikeの意味だよな。




……いや、もう目を背けるのはやめよう。



俺はAに恋してるんだ。



A「あ、硝子と傑の分もあるよ。」



こうやって少しの事で気遣えるAが俺は好きだ。


多分この恋は最初で最後だから、絶対にAを俺の女にする。




俺の全てを捧げるから、Aの全てを俺にくれ。










この日、俺は人生初の恋をした。

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ルルリア(プロフ) - マニ。さん» マニ。ちゃんコメントありがと〜!私もそう言ってもらえて、すんごく嬉しいよ!これからも見てくれると嬉しいな! (1月1日 10時) (レス) id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ルルリアさん» ✉️。続編見たよ!すんごく面白い!💝、これからも無理せずに頑張ってね!☺️ (1月1日 9時) (レス) id: 41ecfa48e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルルリア(プロフ) - 都愛さん» 面白いって言ってもらえて、とぉ〜っても嬉しいです!!テスト結果も褒めてくれて、ありがとうございます✨いや〜100点を取れなかったの、悔しかったなぁ〜笑 これからも読んで下さいね!!コメントありがとうございました! (11月9日 16時) (レス) @page30 id: f93afeb2da (このIDを非表示/違反報告)
都愛 - テストの点めっちゃ高いですね!!尊敬します。後、話もすごく面白いです!これからもがんばってください。 (11月8日 23時) (レス) @page30 id: fc0af34533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜ルカ | 作成日時:2023年8月22日 2時

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