10羽 ページ18
家が近づいてくると、門のところに黒髪の癖っ毛が見えた。
『……赤葦、くん』
赤「帰りが遅かったので。心配しました」
『そっ、か。ごめん。
……中入ろう?』
外に出て帰りを待っていてくれた。
自分のことを心配までしてくれた。
でも_____なんでだろう。
素直に、嬉しいって思えない。
何も言わずに荷物を持ってくれる赤葦くん。
彼の静かな優しさは、今はどうしてか、胸を鈍く突く。
『……』
買ってきたものを冷蔵庫に入れてくれている赤葦くんに、そちらを向かないまま、なんとなく重たい疑問を投げかける。
『………赤葦くんてさ、
学校に…彼女とか、いるの?』
赤「…………?
…さぁ、どうでしょうか」
『………、』
なんではぐらかすの。
いるならいるって、言って欲しい。
クールで、かっこよくて、冷静で、優しくて
なによりも自分をちゃんと見てくれる。
そんな赤葦くんだから、彼女の一人くらいいたって何もおかしくはない。
今まで当たり前のように隣で過ごしてきたけど、だからこそ自分は特別なんじゃないかって
心のどこかで思ってしまっていた自分がいるから。
いよいよ息苦しくなって、勢い任せに彼の方を振り返る。
『………………えっ、?』
視線を向けた先で
彼は、赤葦くんは、笑っていた。
『………っ、』
赤「…いる、って言ったらどうします?」
『…………、
最低っ!!って叫んで家から追い出す、かな』
赤「…っ、はは」
ついには吹き出した彼。
『……、』
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
ごめんなさい最近切れ悪くて。
作者は心優しい読者様方に甘えております。
受験取り敢えず終わりましたァァ!!!
ふぁーっ!あと私立1校と公立!
…あれまだ全然終わってない( ˙-˙ )
そして占ツク帰ってきたら
(^p^)三(^p^)三(^p^)なにがあった
なにがあった(^p^)三(^p^)三(^p^)
お気に入り登録87人?
評価46票? そして満点。
_(:3 」∠)_
嬉しいです更新頑張ります。
最近、楽しみにしてます!みたいなコメントくださる方がいて。
しかもお気に入り作者にまで登録してくださってる方もいて。
召されます。
感謝感激ハリケーンです。
もう何言ってるかわからないので失礼します。
10.5羽→←番外編 後半の後半 (計画性無くてすみません)
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もちもち(プロフ) - ラブラドール・レトリバァさん» 東京はアニメの聖地ですよね。 ほんとに幸せでした。 やっぱりそう頻繁に行ける所じゃないので、毎回爆買いになってしまいます。゚(゚^ω^゚)゚。 行くたびに「東京住も。」って思いますよ。 近いうちに行けるといいですね!ご愛読ありがとうございます。 (2017年8月23日 0時) (レス) id: 2c3d1eea9b (このIDを非表示/違反報告)
ラブラドール・レトリバァ - 東京行ったんですね!羨ましいですなぁ…5万は貯めたんですけどね…なかなか行けない(´・ω・`) (2017年8月22日 22時) (レス) id: 6b31ba40ad (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 鯖さん» 本当ですか!?ありがとうございます!! 感動していただけるなんて思ってもみませんでした、、 嬉しいです! (2017年6月11日 1時) (レス) id: 2c3d1eea9b (このIDを非表示/違反報告)
鯖 - 何かとても感動しました! (2017年6月10日 15時) (レス) id: 7852d9062e (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - ラブねこさん» おおー!理解者またも発見!コメントありがとうございます!私は四月からJKデビューです← 東北地方はちょっとアレですね。ハイキューファンを殺しにかかってきてますね。一々叫びたいです( ^o^)<ンンンン!←← (2017年3月30日 14時) (レス) id: 2c3d1eea9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちもち | 作成日時:2016年12月28日 1時