【HQ】フクロウ拾いました。【赤葦京治】

番外編 後半の後半 （計画性無くてすみません） ページ17

______そして食後の難関はやってきた。




赤「口開けてください」


『や、ほんとに嫌！

…ゲホッゴホッ』


赤「飲まなきゃ良くなりませんよ」


『…自然治癒力を信じる』



困った顔をする彼の手には、 風邪薬の錠剤。


そいつには嫌な思い出がある。



小学生の時に初めて飲んだのだが、その時に飲み込みきれず、中途半端な喉の奥に詰まって泣き喚いたのだ。


あの感覚を今でも鮮明に覚えていて、怖くて飲み込めたもんじゃない。



赤「……仕方ないですね…。

目、閉じてください」


『え゛、嫌な予感しかしない』


赤「いいから目を閉じてください」


『ゔぅ、…っ、』




威圧に押されて仕方なく目を閉じる。







________刹那。




後頭部を抑えられ、一瞬唇に触れた感触と一気に流し込まれる水。



『んっ…！！！』



慌てて目を開けると、やってやった感溢れる表情の赤葦くんが、視界いっぱいに映った。



『……っな、なにしたの！』


赤「…魔法ですよ」


『えぇー、あ……薬、飲めた…。

赤葦くん本当に何したのさっき！ねぇ！』


赤「ナイショです」


赤葦くんは手の甲で口元を拭うと、食器を片付けにキッチンの方へ行ってしまった。









そうだ、顔が熱いのは


熱のせいなんだ




きっと__________







_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _



改めまして

みるくてぃーさん、リクエストありがとうございます！！

初めてだったので本当に嬉しかったです！


ここ最近幸せすぎてもうすぐ死ぬんじゃないかなんて心配になります。



３日後は受験(＾p＾)


さすがに更新ペース落ちるかもです。


楽しみにしてくださっている方々に心より感謝申し上げます。



満点評価、コメント、お気に入り登録60人突破。


ありがとうございます _(」∠ ､ﾝ､)_





p.s.


作者今朝起きたら前髪の寝癖が及川さんになってました( ˙-˙ )


昨日はくにみんでした( ˙-˙ )


一体どんな格好で寝てるんでしょう。



作｢……落ち着いて！｣←及川さんのマネ


恥ずかしくなってやめました。





ごめんなさい受験の恐怖を誤魔化してるだけですお付き合いありがとうございました。


……逝ってきます←

１０羽→←番外編 後半

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す