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四話 ページ5

一「さ、着きましたぞ」

そう言って立ち止まったのは、とある障子の前。
私にはさっぱりわからないが、どうやらここが目的の部屋だそうだ。

だが、感じ取れる神気の数でここが大広間だと予想がついた。

神気の数とその強さに既に圧倒されそうになり、袴の裾をぎゅっと掴む。

一「大丈夫ですよ。私がついておりますゆえ」

一期さんは空いていた方の私の手を取り、自分の胸の前で、両方の手で優しく包み込む。

そしてまた、にっこりと微笑んだ。

私は握られた手と彼の顔を交互に見る。

「は、はい……」

それしか言えなかった。

初めて手を握られたからか、それともその行為が恥ずかしかったからなのか、
私の顔が、握られた手が、熱を帯びてゆく。

するとそんな私の様子に気付いたのか、

一「…ああっすみません、普段から弟たちにしているのがつい癖で……」

彼は慌てて手を放し、申し訳なさそうに言った。

「い、いえ、おかげさまで緊張がほぐれました」

では行きましょうか、と彼は障子に手を掛けた。








その時彼の耳がほんのり赤みを帯びていたのに、私も彼も気付かなかった。


---

えーと、主人公は膝丈の袴着用です

いきなり袴を登場させてしまいすみません(^_^;)


あと、今回一話が短かったですね…ウーン


そしていつの間にか閲覧200突破、
順位が290位になってました…

こんな拙い文章ですが、
これからもよろしくお願いします!❀.(*´▽`*)❀.

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設定タグ:刀剣乱舞 , 一期一振   
作品ジャンル:ラブコメ
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闇咲吹雪(プロフ) - 面白いです!!あと、江雪兄様は武家の記憶の3番目のマップでドロップした覚えがあります。更新頑張ってください! (2016年6月3日 19時) (レス) id: 39403f3db8 (このIDを非表示/違反報告)
福岡(プロフ) - 海野莉那さん» テストなんて歴史修正主義者が消してしまえばいいんだ…ッ!!((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア (2016年5月15日 12時) (レス) id: 82554bd234 (このIDを非表示/違反報告)
福岡(プロフ) - レンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません...!!一応熱は下がったんですが、占ツクへの投稿はテスト期間というのもあり、まだ少し先になりそうです...楽しみにしていただけて、本当に嬉しいです!ありがとうございますm(__)mこれからも頑張ります! (2016年5月15日 12時) (レス) id: 82554bd234 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 風邪お大事に!(更新楽しみ) (2016年5月12日 17時) (レス) id: 7c60fd923e (このIDを非表示/違反報告)
海野莉那(プロフ) - 福岡さん» もうテストかよ!勉強しろ(できないとわかっている) (2016年5月11日 20時) (レス) id: 15317af7bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:福岡 | 作成日時:2016年5月1日 2時

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