うえのがみ ページ36
「皆さんこんばんは。野上翔です。この番組は上野音子さんと、わたくし野上翔が2人で色々お話する番組ですが…本日は大事なお知らせがありますので、早くラジオを初めて行きたいと思います。じゃぁタイトルコール行きますね」
『上野と』「野上 合わせて」
「『うえのがみ』」
「はい、おや?って思ったリスナーさんも多いでしょう!そうです…この番組のもう1人のパーソナリティが…ウチの相方が帰ってきました!はい、挨拶して」
『みっ…』
「なんか鳥か何かが鳴いたぞwwほら深呼吸してwww」
『すー…はー…すー…はー…』
「はい、もう1回」
『(コホン)…皆さんこんばんは。上野A、本日より完全復帰させていただきます!ただいまぁっ!!』
「おかえりーっ!あー…うえこ人形とAちゃんがいるよ…本物だよ…」
『偽物なんか居ないよ?w』
「ちがうの、このブースでマイク越しにうえこ人形じゃなくて、Aちゃんが居るのが嬉しいの!」
『あたしだってここに帰ってきたくて、めちゃめちゃ頑張ったんだから!』
「知ってるよ!ずっと見てたもん!」
「『…ぶふっwwwwwwwwwwww』」
「やっぱいいなぁ〜マイク越しにAちゃんと、こうやって喋んの」
『ねーww他のとこで話すのとは訳が違うね』
「本当。我々お付き合いする前からこの番組で一緒に喋ってるじゃん」
『そうね、始まった頃はまだ付き合ってなかったからね』
「これの前にもさ『ご令嬢当主の憂鬱』で、ラジオを隔週でやらせて貰ってて」
『うん、あのアニメが初共演だもんね』
「そうなんだよね。それでこの番組の何回目かの収録後にお付き合いし始めたじゃないですか」
『うん?そうですね?』
「公表してからも、有難いことに…共演させて頂くことが増えたじゃん」
『増えたね〜…』
「でも、1番一緒に仕事してる時間が長いのって…うえのがみ、なんだよね」
『そうだねぇ〜…公表した時さ、ここでさちゃんとリスナーの皆さんに報告した時にさ、あたし言ったじゃん『週刊誌様のおかげで堂々と天使様とおデート出来ますわ、どうもありがとう』って嫌味をww』
「事務所で発表してもらう書類書いた帰りに宣言した通り言ったねwww」
『正直ね、叩かれるかもって後悔したの。このブース出る時』
「知ってるよ。帰りながらパインジュース飲んで、帰ってからもオレンジジュース飲んでたもん。1日に両方飲むなんてちょっと気分落ちてる時じゃん」
『バレてた〜wwでもさ、ここのリスナーさんめちゃめちゃ優しいの』
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作者名:福招猫 | 作成日時:2021年9月20日 23時