英語が喋れない監督生ll

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どんどん完成が見えるマロンタルト


『うわぁ…美味しそう…』
エース「なんだ〜？監督生〜？もしかして腹すいた〜？」
『ば、やめろワイをツンツンすな』


といじるエース


トレイ「ここまでよく頑張ってくれたな。
あとはタルトのてっぺんにマロングラッセを乗せてくれ」
グリム「ハイハイハイ!!オレ様がやる！」

エース「最後の最後でミスんなよ？」
デュース「ヘマしたら承知しねぇ…」

グリム「ヒッ、ま、任せろ‼…〜ッそれ！」


その合図と同時に、てっぺんにマロングラッセを置いた


『お〜！ナイスグリム‼』
グリム「ま、このグリム様にとってはど〜ってことはないんだゾ！
最高のマロンタルトなんだゾ〜〜‼‼」


そう言い眼を光らせながら言った


トレイ「よし、最後に粉砂糖を振りかけてっと……」


「「「かんせーーい‼‼」」」『おぉ‼』


見るからに美味しそう、
もはや漫画のようによだれがなきのように出るのでは？と思うほど
何より香りが香ばしい…


エース「それにしても、お菓子作りって時間かかるんだなー。
めちゃくちゃ疲れた〜ッ…」

ケイト「おつおつ♪おっタルト完成した？デコレーションかわいーね！
マジカメ映え〜ってカンジ♪1枚撮らせて！」


そういうが聞く前に写真を撮るケイト


『ゲッ、チャラ男だ…』
デュース「どうしたんだ監督生？」
『ううん…、ナッシング…ウン』


デュースは察していないが、何故か察して「そうか…」と言った


トレイ「出来たてマロンタルト召し上がれ」


「「「やったー！！」」」

『お？』
デュース「できたらしいな！」


そして手渡しされるマロンタルト
甘くていい匂い…栗もつやつやで食べたくて仕方がない


『いただきます！』


パクッ‼


エース「…ン…ンッ‼やばッッ‼‼」
ケイト「んまーい！」
デュース「凄い…店に売ってるやつみたいだ‼」

グリム「甘すぎずッ、それでいて濃厚なお味！
お口の中が、栗ばたけなんだゾ〜！」

『…、初めて食べたわ、マロンタルト。美味いわ
というか私モンブランも食べたことないからホント味知らないけど、
多分それ以上にうまい…』


ふと、ケイトが思いつくかのようにトレイに聞く


ケイト「そだ。ねーねートレイくんアレ(・・)やってよ」
トレイ「アレ…？あぁアレか」
エース「アレって？」


トレイ「お前たち、好きな食べ物はなんだ？」


突如聞かれる好きな食べ物

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