英語が喋れない監督生l

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ケイト「ハートの女王の法律・53条
"盗んだものは返さなければならない"に反してるから、
寮には入れられないな」

エース「はぁ！？なんだそりゃ⁉」

『…ん？(何、どうしたの？)』


貴方がせっせと薔薇を塗る間に、話は進んでいた
すると梯が急にぐらつく

その原因はケイト、彼が梯を蹴ったからだ


『うわぁちょぶ⁉』


ボフンッ


『ヒィ!?』


なんとも危ないやり方だが、きちんとキャッチしている
そしてこの姿にかなり驚く貴方


ケイト「ごめんね〜ユウちゃん、酷い扱いしちゃって…。
でもね、君たちが悪いから」


ニヤリと笑う顔、目にはハイライトなど無い
まさしく…"ヴィラン"のような姿だった…、


エース「う、うわぁあ"ッッッ!!!来たぁ!!」
『ちょちょちょ⁉何この状態!ねぇ私の状態⁉ケイト先輩⁉』

ケイト「ハイハイ、監督生ちゃんは口を閉じないとダメだよ〜。お願いね」
ケイト(・・・)「ハイハ〜イ!任せて？」

『え？2人？』


エースとデュースには見えない角度だが、貴方は勿論見えた
ケイトが2人いると言う事を…、


ケイト「それじゃあ、ユウちゃんを先に送るからね〜。よいしょ〜!!」
『うぐぁああ⁉走らないでェエエエ⁉揺れる揺れる揺れる揺れるッ!!
猛烈に揺れる!!ってか速くないっすか⁉』


とまぁ、そんな話をしながらいつの間にか鏡所に着く


ケイト「じゃあね〜！」


下ろされた貴方、そしてそのあとすぐに押される


『うわぁ"ッッッ⁉』


そして光出す鏡の中に無理矢理押されるように入り、帰る
なんともまぁ、ちょっと乱暴なやり方だが、仕方ないかもしれない


『…あれ？そういえば…、学校は？』


放心状態の中、ふと気づく
焦りを覚えた()


『先に行こっっ』


そう独り言を言い、先に走って行った
場所は昨日学園長に教えてもらった。そして授業も

そして教室へと向かう

実験室入ると一気に目線が入る


生徒「オイ、あれって…、」
生徒「あぁあれだろ？魔法が使えない奴。ホント、なんでここに？」
生徒「使えない奴といる教室なんて…マジ勘弁〜!!」


とまぁ、人を見下ろすような言い方だった
言葉が伝わらなくても、表情で分かってしまう


『…、(グリムたちを待てばよかった…ッ)』


そう思っていると後ろから走る音
そして勢いよく開くドア


エース「だぁッ、はぁはぁッ!!てめ、ユウ!勝手に行ってんじゃねぇ!」
デュース「はぁッはぁッ、でも良かったッッッ…」
グリム「もうクタクタなんだゾ〜…、」

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