英語が喋れない監督生l

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そんなの発狂した様子も気にしないクロウリーはふと思いつく


クロウリー「そうだ！学園内で、今は使われていない建物があります。
昔寮として使われていた建物なので、
掃除すれば寝泊まりぐらいは出来るはずです

そこであれば、しばらく宿として貸し出して差し上げましょう!
その間に、貴方が元いた場所に帰れる方法を探るのです。

あ"〜なんて優しいんでしょう私!!教育者の鏡ですね!!

では善は急げです。寮へ向かいましょう。

少し古臭いですが、趣(おもむき)のある建物ですよ」

『oh、yes….(うわ〜、一気に喋ったから何言ってんのかわからん…
ってか途中で"ある言葉"めっちゃ腹立った…なんでなん？)』


疑問もありながら、貴方はクロウリーの後をついて行ったのだ

…

2人で歩いている時だった


クロウリー「そういえば、貴方ずっとフードをしたままですね。
邪魔じゃないんですか？」
『フード…ぁぁ、』


そしてフードを取る


クロウリー「え"ッ⁉貴方女性なのですか⁉いやでも、もしかしたら顔だけで…」


とブツブツ言うクロウリーに、貴方は『I am girl.』と言うと驚く


クロウリー「まさかこんな事になるなんて…、
男性ならまだしも女性だなんて…ッッ!!!
あぁ、何という事でしょうッッ、これは一大事です！」

『いや、あの…どう、なさいました?』


クロウリー「ユウさんッッ!!」


『ふぁいッ⁉』
クロウリー「良いですか!貴方は女性です！なのでしっかり気をつけてください!
良いですね!私はこれしか言えませんが、良いですね⁉」

『ア、ハイOKデス…』


という貴方。この言葉がのちに後悔になるのはまだまだ先の事…、

…

そして着くとそこにはボロボロになっている寮があった


『o、oh…、』


英語にわからない貴方だが、連れてこられた場所を見てもはや固まる
予想以上のボロボロさと、マジでお化けが出るんじゃね⁉と言う雰囲気


クロウリー「さぁ、中へどうぞ」


クロウリーは貴方が女性と知った以上、貴方をエスコートする
急に出された手を思わず掴んでしまう貴方

そして中へとご案内される

寮の中央リビングルーム…通称相談室に入る2人


『待って蜘蛛の巣だらけじゃんか、おいおいッ嘘だと言ってくれ、
私虫苦手なんだぞおいッ…ねぇ、
クロウリー先生、貴方正気ですか？』

クロウリー「?何ですか？私の名前を読んで？まぁ良いでしょう
私は調べ物に戻りますので、適当に過ごしてください」


『おい待て聞いてるのか?クロウリー？』

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