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司「さて千空。
君を生かしておけば、うん…、必ず文明を発展させてしまう。
それをと
『クッハハ…、何言ってやがる。
そんな約束なんざ適当に…』
司「いいや、君は嘘をつかない
科学にだけは…」
全てお見通しの様だ…、貴方は科学だけには嘘をつかないと言う事を
司「今ここで、永遠に誓ってくれないか、
「科学を捨てる」とッ!そうすれば俺は…
千空…、
君を殺さなくて済むんだッ
」
その目は…、猛獣と向き合っている様な目ではなかった…
悲しい、哀しい顔で言った
まるで少年の様な泣きそうな目…
司も本当はどこかで「殺したくない」と思っていた
貴方と言う人を……
ゆっくり貴方に近づき、壊さないように抱きつく
貴方はそのハグを拒否しなかった。"出来なかった"ではなく…受け入れた
司「頼む千空ッッ……殺したくないんだッ」
何故彼がこうも手を震えているのだろうか…
いや、答えは明白だ。
「殺し」というその行為に恐さがあるからだ。
元人間であったならまだしも、実際人を殺そうとすると誰もが一瞬恐怖に襲われる
感情的になったとは言え、その直後には後悔や悲しみで泣き崩れる人が多々……
だから、司は震えているのだろう…
それとも
(『お前は私を誰かと重ねているのか……司』)
あのおとぎ話のような物語は…他でもない彼の少年期の記憶だろう
それをまるで物語風に変えただけの、彼の記憶……彼の過去
妹は…石と今も生きているのか、或いは………、、
だが、もう良い。それはもう良いんだ…
『司、、お前……』
励まそうにも宥めようにも…、言葉も行動も何1つ出てこない
出てくるわけもなく、ただ時間だけがすぎていく、、
ふと、貴方は昔を思い出す…
それは…大樹と杠との出会いとも言える思い出を……、、
………
……
…
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Fukumin(プロフ) - ユラさん» そうなんですよ…!なんかこう…、千空と司がくっ付きそうな雰囲気が…、個人的にそう感じました。そして応援ありがとうございます!これからも頑張りますので、今後もよろしくお願いします!! (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 司が仲間になってどんどん物語が進んできますね!更新楽しみです!! (2020年2月21日 16時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
海苔飴(プロフ) - 炭酸水。さん» マジすか!楽しみにしてます(●´▽`●) (2020年2月19日 22時) (レス) id: 979a0e34be (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 炭酸水。さん» させて頂きますッ!(土下座 (2020年2月19日 22時) (レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸水。 - Fukuminさん» 作品を公開したら是非ともリクエストを!!!私の書く作品で良ければ…! (2020年2月19日 22時) (携帯から) (レス) id: c523e87343 (このIDを非表示/違反報告)
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